痛い手って呼ばれてます+2【utit】

『え、嘘ごめん』 ページ2

「あれ…あ！！！！ハイフンじゃん！！！」

問題用紙を渡された所に名前が書いてあり
各メンツと天月の文字。
彼はラジオ時代曲を出したりライブの度に出演してくれたので互いの顔はあんまり認知してないけど、知りあいレベルではある。

その際、名前はどうなってるのか聞いたさいに
天月ハイフンあまつきハイフン、というのでツボってハイフンと呼んでいる。



「やっほ〜、こっちは初めましてだね！」



纏うオーラが善人すぎて怖いな…


「うん、まぁカメラ回ってるし後で…
え〜っとじゃあ1問目」




1.リスナー名はゆ類ですが、なぜゆ類になったのでしょうか。

というものだった。
こんなのまふうらは損じゃないかな…



「なにこれ簡単じゃん早押しにして良かったの。」

「なんか聞いた覚えはあんねんけどな〜！」

「ユルの話なんかいちいち覚えてへんなぁ…」


余裕ぶっこいて鼻で笑ってくるそらるさんの横で
志麻くんがうんうん唸ってる、なんか申し訳ないな。
坂田はまぁ、そうだろうな。
センラはもうマジで何、そんなん言うくせにちゃんと真面目に俺の話聞いてくれてるしだいたい覚えてんの知ってんだからな、有難うなこれからも俺と仲良くしてくれな…


ﾋﾟﾎﾝﾂ


「ふんふん…ユルと同類を合わせたゆ類。これが由来ですね？」


「…せやね」



余裕ぶってたそらるさんは、ゆ類歴の短いまふまふさんに正解されて不機嫌そうだ。


「良い気になるなよまふ」

「余裕ぶっこいて答えないそらるさんが悪いんじゃないですか！」


「まふさん1点ね、次々」

「愛されてるなぁユルくん」



ふわ〜って喋る天月くん可愛いな。
今度からちゃんと天月くんって呼ぶね、ハイフンは卒業するね

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