彼女の秘密

33 ページ35

-TH-

＊「おっはようございまぁす！」

まただ…。

＊「今日もよっろしくお願いしまぁす！」

なんで…なんで…

TH「なんでAじゃないのー！！」

マネ「だから熱が下がらなかったって言っただろ！何回目だ！」

YG「8回目」←

昨日せっかくAのマンションに押しかけて、
焦げかけのお粥頑張って作ったのに…。

TH「はぁ…」

まぁ確かにすごく辛そうだった。
俺たちが話掛けてない間はずっと机に顔うつ伏せ状態だったし、
話すのも辛そうだったし…

なにより、

TH「今日は見れると思ってたのに…」

一度も笑ってくれなかった。

笑ったら辛さも少し紛れるかなって冗談も沢山言ったけど、一回も笑顔は見れなかったから。


JN「(ちょっと！メイクさんの顔見て！
怒ってるから！！
目の前でそんな残念そうな顔しないで！！)」

なんか、背中をツンツンつついてくるジニヒョン。

TH「だって本当に残念なんだもん…」

JN「(テヒョンアーー！！)」

JH「(素直なところが良いところだけど、
こんなところで発揮しなくていいから！！
怒りで顔真っ赤になってるから！！)」

そしてまだ何もしてないのに、汗ダラダラのホビヒョン。

TH「グガだってそうでしょ。
ヒョンたちだってそう思ってるくせに…」

もう…そんな冗談に付き合う気分じゃないのに…。

JK「まぁ…否定はしないです。」

＊「ぅ…うわぁぁぁぁああん！！」

JN「あ！待って！！」


「「・・・」」


マネ「お前ら…、
今日すっぴんで撮影するのか…？」

今日はマネヒョンに携帯番号でも聞き出そうかな…。

34→←32

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す