どうやら剣士に好かれているらしい【ロロノア・ゾロ】 (ページ13)

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アラバスタへ船を進めている麦わらの一味

各々好きに過ごしていると突然

ﾊﾞﾀﾝｯ

誰かの倒れる音

そして

ﾋﾞﾋﾞ「みんなっ！ちょっと来て！ナミさんが凄い熱なの！」

その声に私達はナミの元へ駆け寄った
明らかにしんどそうで顔も赤い

肌に触れると高熱

すぐにサンジ君に部屋まで運んで貰い頭に冷やしたタオルを置く

ｻﾝｼﾞ「ナミ"さん死ぬのかなぁ、どぅビビちゃぁん」

『ナミ〜いやだよー目覚ましてよバカぁ』

私とサンジ君は泣きながらビビに縋る

ﾋﾞﾋﾞ「恐らく気候のせい、グランドラインに入った船乗りが必ずぶつかるというかべのひとつが異常気象による発病」

どんなに名を挙げた海賊でもこれによって突然死はざらにあるらしい

ちょっとした油断でも死を招くらしい

ﾋﾞﾋﾞ「この船に少しでも医学をかじってる人はいないの？」

その答えにみんなナミに指さす

終わった

ﾙﾌｨ「でも肉食えば治るよ病気は！なぁ！サンジ！」

ｻﾝｼﾞ「そりゃ基本的な病人食は作るつもりだがよ、あくまで看護の領域でそれで治るか…

そもそも普段の航海中から俺はナミさんとAちゃんビビちゃんの食事にはテメェらの100倍気使って作ってる。」

新鮮な肉や魚で栄養配分をしっかりしてるらしい

ありがとうサンジ君

ｻﾝｼﾞ「腐りかけた食い物はちゃーんとおめぇらに」

ｳｿｯﾌﾟ「おいっ！」

ﾙﾌｨ「それにしちゃあうめぇよな」

ｻﾝｼﾞ「とにかく俺がこの船のコックである限り普段の栄養に関しては一切問題は起こさねぇ」

サンジ君は病人食にも種類があってどういう症状でなにが必要か俺にはその判断が出来ないと嘆いている

ﾙﾌｨ「それじゃあ全部食えばいいじゃん」

その発言に私たちは引く

ｻﾝｼﾞ「そういうことする元気がねぇのを病人っつうんだよ！」

『バカ言わないでよ、このバカ！…ばか！』

ルフィの頭をベシッと叩く

ﾋﾞﾋﾞ「40度！また熱が上がったわ」

ｳｿｯﾌﾟ「アラバスタに着きゃ医者ぐらいいるだろ、あとどれくらいで着くんだ？」

ﾋﾞﾋﾞ「あと1週間は、むり」

すると、ルフィは首を傾げながら

ﾙﾌｨ「病気ってそんなに辛いのか？」

するとサンジくんもウソップも

「「いやぁ、かかったことねぇし」」

と首を傾げる

ﾋﾞﾋﾞ「あんたたち一体何者なの?!」