story123 ページ39
Aside
あれから、少し経った。
考えてた。ずっと。
私は、言おうと思っていても
まだ産むかどうか決めてないから。
『ガラガラガラ』
「あ、お疲れさま。1日入院だって。」
藍「何か、異常があったのか。」
「私のそこにある鞄の中。
ピンクのファイル見て。」
と、鞄を見た先にファイルがあり
それを開いた瞬間………
私は、嬉しいとは思わなかった。
藍「これ………」
「この前、午後休んだのも
近くの産婦人科に行ったからだった。
でも、まだ産むかどうか決めてないから。
PTSDも克服できたばっかりで
来週は、フェローも来る。
私は、ちゃんと指導医がしたい。
だからって、この子見捨てることも
できない………………。」
涙が溢れてきた。
「それに、また迷惑かけちゃう。
白石先生にも、緋山先生にも、
藍沢先生にだって………。」
藍「気付けなくて、すまない。」
私は、顔に手を当てるほど泣いた。
「私だって、指導医になりたい………。」
それを、こんな言い訳を
怒らず、見守ってくれるその優しさに
また泣けてきた。
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まっちゃん(プロフ) - ちゅんさん» ありがとうございます!更新頑張ります。掛け持ちなので、更新遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いします! (2018年11月7日 6時) (レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん - すっごくおもしろくって早く続きが読みたいです!無理ならさず頑張ってください!たのしみにしてます!あ (2018年11月7日 0時) (レス) id: 621d14d05c (このIDを非表示/違反報告)
ゆうのん - まっちゃんさん» 全然話せなくてごめんね!スマホ、大丈夫?とりあえず更新頑張って! (2018年10月16日 21時) (レス) id: 33a38ce979 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - ゆうのんさん» ゆうのんちゃん、ありがとう!頑張るね! (2018年9月24日 8時) (レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆうのん - もうやばすぎる!手紙とビデオメッセージは泣けた!これからも更新頑張って! (2018年9月23日 23時) (レス) id: 33a38ce979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まっちゃん | 作成日時:2018年9月20日 21時