3話 ページ6
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ミルク飲んでる最中に前世を思い出し何故か私は赤ちゃんでしかも推しの娘になっていた
赤ちゃんだった私は自分で何も出来るはずもなくフロイドにお世話されるままであった
普通の赤ちゃんならば感じないだろうが中身は私の記憶が入っているから今さら赤ちゃんプレイとかキツいんですけど何の罰ゲームですか?
おしめを取り替えるときの恥ずかしさといい何とも言えない気まずさから嫌がってくずっていた
それを毎回する度に「オレでごめんねぇ」と辛い顔をされ謝られてしまい私の心はズタボロ
推しにこんな顔を作らせてしまった自分に凄い殺意を覚えた。
私は意を決して恥を捨てた
全力で赤ちゃんに成りきりでも面倒のかからない子になるように必死に演じた
中身はいい歳こいた私だが全力でおしゃぶりをちゅぱちゅぱした
心の中は死んでいたがでもこれでフロイドに心配もかけず辛い思いをさせないためなら全然安かった
自由の効かない体で生活し色々ストレスに感じつつも必死こいて大人しい、いい子な赤ちゃんを演じきること5年が経っていた
『パパ〜Aおなか空いた』
「ちょっと待っててねぇ〜今からオムライス作るから」
と言いながらエプロンをつけキッチンに立っている姿は誰よりも格好いい世界一であった
うん!楽しみにしてるねと言えばフロイドはいい子に待っててねぇと頭を撫でくれた
推しに頭撫でられて発狂しかけたがそれを何とかのみこんで椅子に座った
赤ちゃんから随分お喋りが出来るようになったし何より二足歩行出来るようになった
赤ちゃんの時は四足歩行である、いくら前世の記憶があろうが赤ちゃんの体であったため体が言うこと聞かず歩けなかった
中々歩けなくてもどかしさを覚えつつもやっと二足歩行出来たあの達成感といったらヤバかった
他の子と比べ私は誰よりも早く二足歩行することが出来た、それをフロイドは物凄く喜んでくれてお祝いしてくれた
本当に嬉しかった私は他も色々な事を頑張って褒めてもらおうと思って魔法の勉強も頑張っていた
フロイドがオムライスを作っている間私は魔法の勉強をこっそりとしていた。
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うさ(プロフ) - はじめまして!面白かったです,頑張ってください! (2021年2月14日 19時) (レス) id: b72b4d2a41 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - リクエストです!授業参観みたいなやつ書いて欲しいです!無理なら大丈夫です。 (2020年10月19日 14時) (レス) id: 268a329a34 (このIDを非表示/違反報告)
ハクグン(プロフ) - 神だ…え、ほんと好き作者さんもしかして天使だったりします??? (2020年9月14日 12時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
ゴォゴォリィラァ - 平気ですよ!てか、神すぎひん?目が、潰れてミジンコになりそう (2020年9月13日 21時) (レス) id: 975e79f6ba (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - いつも見させてもらってます!いい話でヤバい( '-' )あ、ちゃんと見れてますよ〜! (2020年9月12日 12時) (レス) id: a9354f5f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白くま | 作成日時:2020年8月9日 8時