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私がレオさんの元に向かうと、レオさんはまだ寝ぼけていた
ここは早く目を覚まさせないと・・・
『レオさん〜そろそろ目を覚ましてください』
レ「ん〜Aかぁ、おれは起きてるぞ〜」
『レオさん大変なんですよ〜』
レ「わかったぁ・・・よし、うっちゅ〜!A〜」
『うっちゅ〜です、レオさん』
レ「どうした、いつもより元気がないぞ〜?宇宙人にやられたのか!?」
『周りを見てみてください、私達どこかわからないところにいるみたいです』
レ「ほんとだなぁ、は!インスピレーションがっ!紙とペンはどこ!」
レオさんが紙とペンを探してる
いつも通りのレオさんを見ていると、なぜか笑えてきた
レ「やっと笑ったな」
『えっ?』
レ「A不安そうな顔していたぞ、ずっとな」
『レオさん・・・』
・・・確かにずっと怖かった
起きたら知らないところにいて、これから私達はどうなってしまうのかずっと不安だった
だからって、ここで泣き叫んでいてもしょうがない
それに私は「騎士」だから
カッコ悪いところなんて例え、みんなでも見せたくなかった
でもそっかぁ・・・
ずっと不安な顔していたんだ私・・・
『レオさんありがとうございます』
レ「おれは何もしてないぞ〜」
それでもありがとうございます
私はそれだけで落ち着くことができたんだから
そうだよね、私1人じゃないんだ
みんないるんだからきっと大丈夫だ!

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作者名:ゆう | 作成日時:2024年3月29日 15時