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我妻善逸のバヤイ。 ページ4











「俺、君のことが大好きなんだ!
……だから、君のことは何でも知ってるよ?」




「ソッカ」





目の前にいるのは我妻善逸くん。


めっちゃ怖い。
腸が口からこんにちはするとこだった。


いやはや、本当に竃門くんがマトモに思える。
不思議。







「あれ、どうしたの?嘘だと思ってる?
安心して!本当になんでも知ってるから!!」









この子はストーカー型だな。
てかそういうの怖いからやめて本当。



まあ実害が大してないのが救いだけど。
精神的にくるから、ダメージが。



いつも通り心の中では怒涛のツッコミを
入れつつ、私は笑いながらこう言った。









「なら今の私の下着の色はわかるものなの?」


「エッ」









途端に目が丸くなる我妻くん。
私もこんなチジョみたいなことは言いたかないよ。




でもね、これも私の作戦だから。
ドン引かないでね読者様。









「どう?言える?」



「そ、ソレは……そ、その」








にこやかに笑いつつそう言うと、彼はしどろもどろに。
いつの間にか竃門くん顔負けの、真っ赤な顔になっていた。




おっせーおせおせおせおせ私!
おっせーおせおせおせおせ私ィ!





心の中で私の中の応援団がそう言ってくれてる。
気がする。




よし、この調子で。









「何?言えないの?」




「……、ンンッ……」








私がそう言うと、彼は押し黙る。
あら、本当に知らないんだ?
なら心底よかった。









「じゃあ教えてあげようか」



「エ!!」









とどめの攻撃。
コレでこいつは暫く近よれまい。









「……何も履いてないよ、」







彼の耳が弱いのは知っている。
耳元でぽそりと私が言うと、彼はさらに
真っ赤な顔でギュルンとこちらを見た。









「ウソ!?」



「うん、嘘」









私がにこやかに笑うと、彼は悔しそうに頬を
赤らめた。
今日も、私が勝ったな。







【備考】
ちょっとえっちな話題で興味をそそりましょう。
ムッツリな割に恥ずかしがって答えません。
その時にからかってやると、ヤンデレ特有の緊張感はなくなります。
ただ、からかいすぎると反撃を喰らう恐れが
あります。







間。→←間。



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ぽいんせちあ(プロフ) - 何回でも読める! (2022年3月25日 14時) (レス) id: 341a75d524 (このIDを非表示/違反報告)
ぽいんせちあ - やば…好きです (2022年3月25日 14時) (レス) id: 341a75d524 (このIDを非表示/違反報告)
通行人B - 今でもこの小説読んでるけど、これ読むと何時もなんて言うかな……何か、キュンってきます!! (2022年2月1日 23時) (レス) @page3 id: 9e6a0c7491 (このIDを非表示/違反報告)
ミル産業 - 最後の時透君はヤバい。何か...ずっきゅーん!!!...だよね??((圧 (2020年4月27日 22時) (レス) id: 66812cc6be (このIDを非表示/違反報告)
奈雪 - あ、此の作品がないと生きていけなくなりました。(訳:めちゃくちゃ大好きです) (2020年3月14日 0時) (レス) id: c1bb07e9f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゴリラ系美女 | 作成日時:2019年10月22日 21時

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