第40話 別れとパーカー ページ41
そう言って、控えめに声を出さずに微笑んだ。
マルコ「…。…そうかよい。…エースに何かしら言ってからじゃねぇとなァ…」
少しニヤついてそう言う。
『…そーか。じゃ、サボ。』
サボ「おう!」
そして、スタスタと2人で歩いていった。
マルコ「(…三言で伝わるのかよい……本当に昔から仲良かったんだろうねい。)」
.
『エースー?』
甲板の辺りを見回しながら呼びかける。
エース「呼んだか!?」
シュッ!と風の音がするくらい素早く、Aの隣に現れた。
サボ「早ぇな!?」←
『ま、まぁ、それはさておき。おれ達はもうそろそろ行くからな。挨拶でもと思って…』
エース「は!?」
目を真ん丸に開いて驚き、そして…
エース「ちょっと待ってろ!!」
船内へダッシュで戻っていった。人間とは思えないスピードで←
サボ「…あんなに焦って、どうしたんだろうな?」
『さあ。…挨拶だけと思ってたんだけどな…ま、いっか。』
すると。
『わふっ!?』←
サボ「ん!?どうした!?」
Aの顔に、黄緑色の半袖のパーカーが飛んできた。フードもついている。
エース「それやるよ!!」
『(いやなんでだよ!?)←
…あ、あぁ……ありがとな。』
引き気味になりながら、そう返した。
エース「おう!絶対に着ろよな!」
バシッ!とAの肩を掴んだ。
『…分かった、分かったからそんなに圧をかけないでくれ…』←
サボ「エースに睨みつけられると怖いんだからな!」←
エース「悪ぃ悪ぃ!じゃ、またな!」
全力笑顔で、2人に手を振った。
『またな。』
サボ「また来るからな!」
同時に船を飛び降りた。
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(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - あいうえおかしさん» コメントありがとうございます!夢主くんはサボくんより実力ちょい上くらいです!原作をこじ曲げてこれだけ強くしたのにも理由がありますが、秘密です!改めて、コメントありがとうございます!! (2019年8月11日 23時) (レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
あいうえおかし(プロフ) - コメント失礼します!!!とても面白い作品なのですが一つ気になる点がありまして.......革命軍ナンバー1がドラゴンさんで2がサボくんのはずですが夢主とサボくんは同じ強さというのでいいのでしょうか? (2019年8月10日 22時) (レス) id: 8267db0a89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(元あかりんご。)赤林檎。 | 作成日時:2019年5月26日 21時