マネージャーは大変でした。［J.WEST］

１０．推理 ページ10

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中間 ｢...ん？どうしたん？？｣









｢さっき、私ボールペンをエージェントのスタジオに落としちゃったみたいで、探しに戻ったんですよ。｣








中間 ｢..…....そうなんや…見つかったん？？｣









｢あ、はい。





無事あったんですけど、なんか、
スタジオの中から怒鳴り声が聞こえて、誰かなって思ってたらプロデューサーさんだったんですよ。｣









中間 ｢へ、へぇー......｣









｢相手の方が丁度死角で見えなくて、でも、
この説教まだ続きそうだなって思って覚悟を決めて
いざ入ったんです。わざと大声出して笑｣









中間 ｢Aちゃん、度胸あるなぁ...笑｣






｢私だってそんなヤワじゃありませんし笑
やる時はやりますよ








で、中入ってった時には、もう相手の方
いらっしゃらなかったんです。｣









中間 ｢......そーなんや｣







｢でも、私見えたんですよね。微かに。









黒の革靴とスーツのズボンの隙間から、
黄色の靴下が。









＿＿＿＿さっきの中間さんですよね？｣









中間 ｢...…いや、俺ちゃうで？ほかの人と勘違い
しとるんちゃう？









他にもいるやろ黄色の靴下履いとる人ぐらい笑笑

いきなり冗談キツいやん笑 Aちゃん｣









｢冗談じゃないです。それに、聞いたんですよね。
皆さんが中で着替えてる時、桐山さんが言ってた
こと。｣









中間 ｢＿＿照史が？？なんか、言うてたっけ？？｣








｢淳太くんどこ行ってたんー？遅かったやーんって｣









中間 ｢あぁ、ならトイレ行っとってん｣









｢あの時も、そう答えてましたね。
でも、本当は＿＿＿＿＿＿＿









あのプロデューサーに怒鳴られていた。｣


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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