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-you-
『んっ…』
暑い…息苦しい…重い…
寝苦しさに目を覚ますと知らない天井が目に入る。
この匂いは…
『ミンユンギ…』
そういえば昨日ミンユンギと話したような、してないような…。
記憶が曖昧であまりよく覚えてない。
ズキズキと痛む頭を抑えて体を起こすと左手に感じた違和感。キムテヒョンが手を握りながら眠っていた。
まるで小さな子どもみたいな寝顔。でも、しっかりと握られた手はゴツゴツしていて男の人の手だ。
『…ずっとここにいたの？』
もちろん返事なんて返ってこない。
『何で私に優しくするの…？』
でも今はそっちの方がいい。
『優しくしないで…関わらないで…』
熱があるらしい私は今弱ってるみたいだから。
”どっか行って！”
”あんたなんか産まなきゃよかった”
『もうあんな思いしたくないのっ…』
人と出会うと必ず別れが来る。
その別れは、関わりが深いほど、大切な人ほど心に残る傷は大きい。
だから人と関わるのをやめた私はやっぱり弱い。
いくら強がったって心の傷はそう簡単に治らなくて。
『苦しいっ…』
あぁ、頭が痛いしぼーっとする。
早く涙を止めないと。
膝に顔を埋め必死で息を整える。
でもダメだった。
「…大丈夫だよ」
『…っ』
「大丈夫…」
ふわりと香る優しい匂いと暖かい温もりが私をつつんだから。
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＊ゆにょる＊(プロフ) - ハニさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです(*^^*)これからもぜひ読んでやってください^ ^ (2017年3月19日 8時) (
レス) id: 839fee347f (このIDを非表示/違反報告)
ハニ - グクの「ヒョン助けて」が可愛いすぎ笑笑更新楽しみに待ってますね！頑張ってください( ^ω^ ) (2017年3月17日 12時) (レス) id: 9b91398789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊ソル＊
| 作成日時：2017年1月8日 0時
