Day3 ページ7
次の日も彼らはやって来た。
その次も、その次の次も……
「ちょ、ちょっといいかな。」
？「何？」
いくらお金持ちでも、毎日子供にお小遣いをあげるようなことがあるかしら。しかもお菓子だけにこんな高額を…。
さすがに心配になってきた私は、勇気を出して直接聞いてみることにした。
「えっと…二人ともお父さんお母さんは何のお仕事してるのかな。」
？「殺し屋。」
？「居ないよ。」
あっ……
踏み込んでは行けない質問を第一回目からしてしまった私。
こういうの本当に向いてないんだよね。
動揺しながらも、テンションを変えないようにして質問を続けた。
「それじゃあ知り合いにお金持ちの方が居たりするのかな…」
？「別に、居ないけど。」
「そ、そっか。えっと……」
「言いたいことあるならはっきり言えば。」と白髪の少年。黒髪の少年は、「もっと優しく言いなよ。」と友人を窘めた。
「君達はどうしてそんなにお金を持っているの。」
？「稼いでるから。」
「自分で？」
？「そうだよ、俺達強いんだよ！」
聞くところによると、彼らは近くの闘技場で戦ってファイトマネーを得ているらしい。しかも、その可愛らしい容姿とは反して結構な高額を稼いでるとか。
「す、凄いんだねぇ…。」
？「お姉さんは戦わないの？」
「無理無理。虫ですら怖いのに、人となんて戦えないよ。」
？「大丈夫だよ。クラピカだって蜘蛛嫌いなのに強いもん。」
「クラピカ…？君はクラピカ君っていうの？」
ゴン「…あ、違う違う。それは俺達の仲間の名前！俺はゴンだよ。それから、こいつはキルア。」
キルア「…ん。」
「そう、二人とも宜しくね。私はA。きっと戦ったりは出来ないけど、駄菓子には詳しいよ。」
いつも通りにチョコロボくんを抱えて店を去った二人。お友達記念にとキャラメルをひとつずつ渡した。
「〜♪」
翔「…姉ちゃん何かあったの？厭にご機嫌だけど。」
「ふふふ、小さい友達が出来たの。」
キャラメル気に入ってくれたかな。
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かにかま(プロフ) - 音かなでさん» コメントありがとうございます。ヒソカの弱い面ばかり描写していたので、魅力が表現出来ているのか不安でしたがそう言って頂けて嬉しいです！勿体ないお言葉をありがとうございます。 (2020年3月20日 11時) (
レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
音かなで(プロフ) - 面白かったです！ラストとかヒソカすごくカッコよかったです！！翔くん大っ好きです！レオリオとかヒソカの恋愛小説って難しいんじゃないかって私思ってたんですけど、さすがかにかまさんですね！これからも、無理せずに頑張ってください！ (2020年3月19日 22時) (レス) id: 73c7ce9b4a (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - mikuri1024さん» コメントありがとうございます。お褒めに預かり光栄です(^^) ふふふ、今後の展開につきましてはお楽しみに…！ (2020年3月19日 1時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
mikuri1024(プロフ) - おっ、これはヤンデレ展開くるか！？お気に入り登録して待機せねば！設定がとても好きです。応援してますね！ (2020年3月18日 22時) (レス) id: e18f624388 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - 加奈さん» コメントありがとうございます。本家様の足元には到底及びませんが、暇つぶし程度に楽しんで頂けたら幸いです(^^) (2020年3月16日 16時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時：2020年2月26日 20時
