#134 ページ24
クラピカ「次が最後の質問だ。お前達は金の為か娯楽の為か知らないが幾多の命をその手で消してきた。」
ウヴォーギン「…。」
クラピカ「何故何も考えず、何も感じずにそんな真似ができるんだ。命が惜しいと思ったことは無いのか。」
ウヴォーギン「無いね。」
即答し挑発するように口角を上げる男に、私の視界は更に紅を帯びた。
(あぁ、こんな人間を生かしておけない。)
クラピカ「…最後にチャンスをやろう。もしも仲間の居場所を吐くと言うなら見逃がしてやろう。」
そう言うと、奴は満足気に返した。
ウヴォーギン「くたばれ バカが。」
クラピカ「＿＿＿＿＿ッ！！」
あんなに沢山の人間を殺してきて、、それなのにご立派に仲間だけは最後まで守る。
…こいつらの全てが癪に障るんだ。
怒りのままにその刃に力を込めると、立ちはだかっていた巨体が倒れ込み一身に月明かりを感じる。
クラピカ「満月ってこんなにも明るかったのか…。」
亡骸を埋めながら考える。
月が明るく見えたのは、珍しく霧が晴れていたからだろうか。
＿＿＿それとも、自分が暗に染まってしまったということなのだろうか。
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かにかま(プロフ) - みなみさん» 初めまして、素敵なコメントをありがとうございます(^^) 最近はプライベートが色々と忙しいので更新頻度が低いのですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。 (2019年11月16日 22時) (
レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - コメ失礼します…！とっても面白いです！！すごい好きです！これからも頑張ってください…！！！ (2019年11月16日 22時) (レス) id: 1440843f6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時：2019年10月6日 23時
