#7 ページ9
クラピカside
*
*
…と言った筈なのだが、気付けば先程別れた“友”は私たちと足並みを揃えて進んでいた。
ゴン「そういえば、レオリオ最初は俺達と反対側に向かってたよね。」
レオリオ「そ、それは…子供達だけ放っておいたら危ないからな！」
ゴン「ありがとう、レオリオ！」
「あはは…;;」
素直すぎるゴンと素直じゃないレオリオの微妙に噛み合わない会話に苦笑いをしていると、老婆が若者を従えて道を塞いでいる所に行きあたってしまった。
老婆「ここが腕試しの場。内容は至って簡単、クイズじゃ。」
*
老婆「＿_合格じゃ。そこの扉を開けて真っ直ぐ行けば一次試験会場へ辿り着くはずじゃ。」
色々とトラブルはあったが、何とか期待に応えた私たちであった。
「どうしたの、クラピカ？」
クラピカ「…あぁA、大丈夫だ。
少し考え事をしていただけだ。」
3人が和気あいあいと話す中、私は先程の老婆の言動に引っ掛かりを感じてモヤモヤしていた。
*
＿＿＿＿老婆『お前は何者じゃ。』
『へ？Aです。』
老婆『その手足につけた輪…いや何でもない。
止めて悪かったのう。』
『いいえ！』
*
確か船長も同じようにAに腕と足に付けている輪っかについて尋ねていた。
きっと私のような素人では分からない何かが、彼女のそれには纏われているのだろう。
(そういえば、出身地を知らないと言っていたし、荷物をひとつも持っていない。)
彼女は…Aは何者なんだろうか。
ゴン「遅いよ〜クラピカ！」
気付けば10メートル程先にいるゴンの声に、「悪い悪い」と返して ひとまず考え事を捨てることにした。
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かにかま(プロフ) - Ruiさん» コメントありがとうございます。折角のお誘いですが、細々と執筆活動に勤しみたいと思っておりますのでイベント等に関心はありません。こんな作品にまで声を掛けてくださってありがとうございます。生意気ですがお許しください…… (2020年8月12日 14時) (
レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - クラピカ大好き無理でしたらお断りして構いません長らくコメント失礼しました。 (2020年8月12日 9時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - いつも楽しませて頂きますもし良かったらイベントで好きな作品読めるやっていますイベントというのはこんな感じ「https://uranai.nosv.org/u.php」日本語下手でもとんでもないです凄く読みやすかったですこれから作品頑張って下さい (2020年8月12日 9時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - 加奈さん» コメントありがとうございます。至らぬ点がございましたようで、申し訳ございませんでした。差し支えなければ、ご意見の方をお願いします。 (2020年3月27日 15時) (レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 意味わかって言ってんだね、君。 (2020年3月27日 15時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時：2019年7月26日 19時
