【銀魂】隊長との日常。 (ページ12)

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11話私の方が上。ページ12

「ぁー…最悪…………」

私達は見廻りを再開した。が、全然やる気が出ない。総悟のやつに激辛パフェを食わされたせいで、せっかくの美味しいパフェが台無しになってしまったからだ。

「ﾊｧ」

総悟「どうしやしたか？」ﾆﾀｯ

「……このヤロー」

ホントこんな奴が隊長様だなんて信じられない。
剣の腕前なら私だって総悟といい勝負だし。
私の方が隊長にむいてたんじゃ………

総悟「お前に隊長は無理だろ。」

「心の中まで読むな！！」

総悟にだけは絶対勝ってやるんだから！

(…何かの気配がする。)

総悟「A、気づいてやすか？(ﾎﾞｿｯ」

「……うん。」

総悟「……攘夷浪士か？…1人ではなさそうだねぃ」

総悟も気づいてたらしい。実はさっきから気配を感じる。殺意も。

「どうする総悟？」

総悟「とりあえず、ここは人が多すぎる。人の少ない小道まで行きやしょう。」

そう言って総悟は歩きだし、私もそれについて行く。どうやら、相手も私達を逃さまいとあとを付けてきているらしい。

そして、小道に入った瞬間＿＿＿

浪士1「真選組1番隊隊長と副隊長殿とお見受けする。」

「そうだけど。何の用ですか？こちとら忙しいんです。用があるなら早くしてもらえません？」

浪士1「お命を頂戴しに来た。」

浪士2「真選組1番隊隊長と副隊長となれば、お手柄もんだからな！」

いつものパターンか。真選組をやってればこんなの珍しい事でもないからね。

総悟「そんな簡単に俺達を殺せるとでも思ってんのかねぃ。」

「総悟が隊長だから、なめられてるんだよ。」

総悟「A、お前後で覚えときなせえよ。」

あっ、後で殺されるな私。総悟の黒笑がそう語っている。

浪士1「何2人で話している！もういい。お前ら早く、こいつらを殺せ！」

浪士がそう言うと、その仲間達が私達を切りにかかってきた。

「…しょうがないな、いっちょやりますか。」