沖田さんはサボり魔さん2 ページ12
「あ、……沖田…さん……」
「よォ、サボりに来たぜ。」
沖田さんは(心なしか楽しそうに笑いながら)店に入って来た。
「……何でお前がココにいるアルか。」
すると、神楽ちゃんがキッと沖田さんの方を睨む。
「俺の勝手だろィ。」
何、神楽ちゃん知り合いなの?
「…………A、もしかして昨日話したのってコイツのことアルか?」
「…う………ん…。」
「何でこんな奴と話したネ!!コイツはただの男じゃないアルヨ!!!とんでもないサディストネ!!!何されるか分からないアル!!」
神楽ちゃんは私の肩を掴んでそう言った。
「…え、サディスト…?」
「…おい、変な事吹き込むんじゃねーよ、チャイナ」
「お前、私のAに何したアルか!震えてるアルヨ!」
「別に何もしてねーよ。なァ?」
「…((コクリ」
「お前、言わせてんじゃねーヨ!!真っ昼間から何するつもりだったアルか税金泥棒!!」
「アイス買いに来ただけでィ。」
沖田さんは、“はい、コレ”とソーダバーとお金を私に渡した。
「あ………………、えっ…はい………どうぞ…」
お釣りの小銭を渡………して、キィィと沖田さんにガンを飛ばし続ける神楽ちゃんを落ち着かせる。
「…大丈夫だよ、…………多……分…きっ…と……………」
「アイツは危険アル!」
「……………お仕事だって忙しいだろうし、そうそう来れやしないと思うんだけど…………私なら大…丈夫………」
「そんなガクガク震えてるようじゃ説得力ゼロアル…心なしか顔も青いネ…」
すると、遠くから
「おーい、神楽!!そろそろ行くぞ!」
「神楽ちゃん!」
銀時さんと、新八くんの声がした。
「うおっ…、」
私は咄嗟にそこら辺の本で顔を隠す。
「ごめんヨ、今日これから依頼が入ってるネ。」
「……そっか、………お仕事頑張…ってね…。」
「とにかく、サドに何かされたらすぐ私に言うアルヨ!ボコボコにしに行くからナ。」
「あ、ありがとう…。」
「…やっぱり心配アル…」
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神桜(プロフ) - 初めましてコメント失礼します。主人公の設定が初めてのタイプでとても面白いです!まだ途中までしか読んでませんが、今日から寝る前に読もうと思います(^^) (2021年6月27日 15時) (レス) id: 86ea1c42a8 (このIDを非表示/違反報告)
夕鈴(プロフ) - 夏水さん» ありがとうございます。面白いと言っていただけて、本当に嬉しいです!!これからも、沖田君との進展を、優しく見守ってくださいね♪これからも、更新頑張りますので、応援よろしくお願いします! (2020年9月6日 13時) (レス) id: 682d5e9ca9 (このIDを非表示/違反報告)
夏水 - 凄く面白いです!ハマってしまいました!!!更新頑張って下さい! (2020年9月4日 15時) (レス) id: 37e7995d1b (このIDを非表示/違反報告)
夕鈴(プロフ) - チノちゃんさん» コメント、ありがとうございます。コメントして下さると、やる気が湧いてきます!!もっと面白い作品を目指して、頑張りますね!!沖田君とくっつけて、早くイチャイチャさせたいです(笑) (2020年9月4日 8時) (レス) id: 682d5e9ca9 (このIDを非表示/違反報告)
チノちゃん(プロフ) - 設定がまず最高です!そして面白い!私的にはとても好きです! (2020年9月3日 23時) (レス) id: 5e7e485832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夕鈴 | 作成日時:2020年8月27日 8時