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テレビから漏れる粋な声、そして続く銃声にフーゴとナランチャは感嘆の声をあげながらスパゲティを口に入れた
ミスタは唸りながら口一杯にスパゲティを頬張っている
「何？」
「なんだかよ〜、プロ意識ッつーの？気になるんだよなァ〜」
うんうん、と一人で頷くミスタに何の事だ、と他の二人も興味深そうに尋ねた
主人公の俳優が銃を乱射しているその姿は暗殺者というより、戦闘狂のように見えた
「俺のスタンドは暗殺向きだから言わせて貰うがよ〜、俺たち殺る側っつーのはどれだけ早く、正確に奴さんを殺れるかってことを一番に考えている。この男みてーに銃を乱射して倒そうっつーのは正確性に欠けるぜ〜ッ」
「なるほど、確かに人を殺すときって脳天か心臓に鉛玉ぶち込むのが早いものね」
「やめろよ、飯食ってんだぞ」
フーゴはらしくもなく口の周りにカルボナーラのスープをつけたまま注意する
私とミスタは顔を見合わせて吹き出した
近所に人は居なかったのか、ターゲットの家から返り血まみれで出てきた主人公が黒塗りの車に乗り込んだ
ハイウェイを走り抜ける車が遠くなった頃、エンドロールが流れ始めた
「いや〜ッ面白かったぜッ！やっぱり男はアクション映画だな」
「濡れ場でタジタジしてた癖に何言ってんだか」
ミスタの呟きにナランチャは「なッ」と顔を赤くする
主人公と娼婦の濡れ場のシーンを思い起こしてそれを見てタジタジしていたナランチャとフーゴを思い出した
私はぷ、と思い出し笑いする
「もうォ、食器洗うから持ってきてよね」
「あ、僕も手伝いますよ」
フーゴの心遣いもありがたく、食器をすぐに片し終えると二人の座るソファにフーゴと共に飛び付いた
私とフーゴの体は二人の上に容赦なくのし掛かる
二人は「うげッ」と声を上げ、ガシガシと私達の頭を撫でてくる
これ以上何も望むものはない、そんな日常
テレビからは軽快なダンスミュージックが流れていた
私たちは輝くサーラ・ダ・バッロで踊り明かす陽気な若者
音楽が鳴り止むまで私たちは躍り続ける
軽快なステップ、刻むビートが私たちを突き動かす
どうか止まらないで、生と死を貴方達と共にしたいの
貴方達の笑顔を見るとどうしようもなく勇気が湧いてくるんだ＿
だが私の願いを嘲笑うように、見覚えのない金髪の少年が容赦なく音楽を止めた
死者への冒涜＿ﾌﾞﾁｬﾗﾃｨ&ｼﾞｮﾙﾉ★→←サーラ・ダ・バッロで生と死を＿ｷﾞｬﾝｸﾞﾀﾞﾝｽ
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RIOT(プロフ) - こちらの作品を読んで頂きました皆様、誠にありがとうございました。本日をもちまして、この小説は続編に移行することとなりました。今まで読んでくださり、ありがとうございました。続編でお待ちしております。 (2019年2月11日 16時) (
レス) id: b929e6efef (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - 高杜さん» ありがとうございます〜！結局夢主も依存してるっていう共依存になっちゃったんですけど、凄く楽しく書けたので良かったです。是非これからもよろしくお願いします！ (2019年2月11日 15時) (レス) id: b929e6efef (このIDを非表示/違反報告)
高杜(プロフ) - フーゴくんのお話とっても良かったです…！！本当にありがとうございました！これからの更新も楽しみです、応援しています！ (2019年2月11日 12時) (レス) id: c2df969f37 (このIDを非表示/違反報告)
あいすすとろべりー(プロフ) - またリクでブチャラティとアバッキオが夢主ちゃんを取り合いする奴をお願いします！ (2019年2月10日 23時) (レス) id: d243ef7454 (このIDを非表示/違反報告)
カト☆(プロフ) - またまたリクエストよろしいでしょうか...？！よろしかったらポンペイ組をお願いします！ (2019年2月10日 3時) (レス) id: f4cd32f168 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIOT | 作成日時：2019年1月17日 18時
