アーヤが引っ越して3年後。

私の友達(仮) ページ35

今日は、友達と…、内橋 奈々ちゃんと遊ぶ予定だった。

初めてあった奈々ちゃんは、隈が酷くて。

瀬奈ちゃんが、｢立花さんがKZの皆さんと仲良くしてるから、唯一の仲間を奪われたと思って精神を病んでるのよ！｣という言葉を信じるには十分だった。


「ごめん…」


私が呟いた言葉は奈々ちゃんにはきこえていなくて、無理に笑顔を作ってくれた。


「アーヤさん、でしたか？初めまして。内橋 奈々です」

「初めまして。立花 彩です。奈々ちゃん、でいいかな？」

「はい！アーヤちゃんでいいですか？」

「うん！いいよ。言葉もタメ口でよろしく！」

「はい！…じゃなくて、うん！」


彼女は、私の一つ年下の中学三年生。

受験大丈夫なのかな、と思ったけど、エスカレーター式らしい。

一つしか歳が変わらないのに、丁寧に敬語を使ってくれる奈々ちゃんに、好印象だった。

会いたくなかった人は1人じゃないんです→←信じてる、

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