青学のマネージャー U-17 新テニ (ページ8)

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8話ページ8

あなたside

翌日

あ｢私に合わせた人？｣

入江｢うん！｣

あ｢誰ですか？｣

入江｢彼だよ｣

大和｢お久しぶりです。東条さん｣

あ｢大和部長！？｣

大和｢よく分かりましたね｣

あ｢わかりますよ！｣

入江｢それじゃ僕はこれで｣

あ｢ありがとうございます！！それより大和部長U-17合宿に参加なさっていたんですね｣

大和｢えぇ。昨日。東条さんの試合みましたよ。久しぶりに見ましたがほんと楽しそうに試合しますね｣

あ｢テニス好きなので！でも、たまたま勝てたようなものですから。｣

大和｢他の方とも試合してみたらどうですか？｣

あ｢考えてみます！｣

大和｢そうですか。ここにいることは手塚くんとかには言ってあるんですか？｣

あ｢言ってないんです。手塚やみんなに会いたいです。このまま手塚に会えないまま卒業しちゃうんですかね｣

大和｢ドイツでしたっけ。｣

あ｢はい｣

大和｢彼は行くと思いますか？｣

あ｢行くと思います。でもなにかがあれば彼はそのなにかが終わるまで行かない気もします｣

大和｢相変わらず分かってるいるんですね｣

あ｢大切な友達ですから。でも行って欲しいです。｣

大和｢気持ちは言わないとわかりませんよ東条さん。｣

あ｢大和部長。そうですよね。｣

そう。

私はなんとなくだけど気づいている。

このU-17日本代表合宿に中学生が参加するんじゃないかと。

感だけど。

大和｢そうそう。ゆっくり色々考えられる時間を大切にしなさい｣

あ｢大和部長？｣

大和｢進路です｣

あ｢あっ。あはは。｣

大和｢まだちゃんと決めてないと聞いたので｣

あ｢はい。｣

大和｢留学ですか？｣

あ｢そもそも学校自体まだ。｣

大和｢一体何悩んでいるんですか？｣

あ｢うちの高等部に行くか。外部に行くか。｣

大和｢大切なのは東条さんの気持ちですよ。高校生がいっぱいいるんです。見たり聞いたりしらいいと思いますよ｣

あ｢大和部長。はい！ありがとうございます！！｣

そうだよね。いっぱい高校生がいるんだもん。色々な人に聞いてみよう。