青学のマネージャー U-17 新テニ

7話 ページ7

あなたside

回想

南｢やっぱり準決勝凄かったね！｣

あ｢うん！でも、あの立海大の毛利さんって人いたじゃん？｣

南｢あ！いたいた！｣

あ｢あの人上手かったよね｣

南｢上手かったね。でも。｣

あ｢うん。きっともっと練習すればもっと上手くなるのに｣

毛利｢それはそれは有難いアドバイスやな｣

あ｢毛利寿三郎さん｣

毛利｢青学。2年生か｣

あ｢はい｣

南｢はい｣

毛利｢凄いな。気づくなんて｣

あ｢絶対もっと練習したら毛利さんはもっと強くなります！だってめっちゃ上手かったし強かったですもん！｣

毛利｢言ってくれるな｣

南｢ばか！本人に向かって｣

あ｢あ、ごめんなさい！｣

毛利｢ええよ、気にせんで。そうや、名前教えてや｣

あ｢東条(人1)です｣

南｢普通教える？｣

あ｢え？南も教えなよ？｣

南｢いや。じゃ私ちょっと写真撮ってくる｣

あ｢うん。あの、毛利さん｣

毛利｢(人1)ちゃんか。あの天才少女の｣

あ｢まぁ。あはは｣

毛利｢もしまた会う機会があったら次は名前で呼んでな？呼んでくれへんかったら｣

耳元に来て

毛利｢キスするからな｣

あ｢え？｣

毛利｢冗談や。｣

あ｢怪しい！｣

回想

自販機の前

あ｢毛利さん！！｣

毛利｢(人1)？｣

あ｢覚えてますか？｣

毛利｢当たり前やろ｣

あ｢よかった。去年はほんとに失礼なこと言ってすみませんでした！｣

毛利｢ほんとのことなんやから気にせんでええよ｣

あ｢でも｣

毛利｢あれからテニスを本気でやるって決めれたんや。ありがとうな。(人1)｣

あ｢毛利さん｣

毛利｢それより約束忘れたんか？｣

あ｢え？あ｣

毛利｢ここでするんわ俺も恥ずかしいなぁ｣

あ｢しません！寿三郎さん｣

毛利｢よしっ。これからもそう呼ぶんやで？｣

あ｢はい。｣

越知｢毛利｣

毛利｢月光さん！｣

越知月光さん。背高っ。

越知｢東条(人1)｣

あ｢越知月光さん。確か元氷帝の部長ですよね。｣

越知｢あぁ｣

ていうか。背高すぎ。

越知｢小さいな｣

毛利｢そりゃそうですわ。｣

あ｢すみません。150もないです。｣

毛利｢小さいなぁ｣

あ｢余計なお世話です。｣

越知｢俺もお前がマネージャーになることを認めよう｣

あ｢ありがとうございます！｣

毛利｢そうや！(人1)｣

あ｢なんですか？｣

チュッ

毛利｢さっきの約束破ったからな。｣

あ｢んー！寿三郎さんのバカ！｣

毛利｢可愛ええ｣

越知｢あまりいじめるなよ｣

毛利｢はーい｣

もう！寿三郎さんのバカ！！

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