23.もちろん私が ページ25
『うぉぉおおおぉお!!』
逃げた。
私は逃げた
超逃げた。ていうか逃げたい
窃「あ、ちょ、逃げんな!」
追いかけて来たああぁ
まぁそりゃ追いかけるよね
『て、え、速くない』
窃野くん走るのはっや
でもこれ絶対追い付くって
『どうしよ…』
こういうときマンガとかだったら
フィクションだったら
『……よし』
私は両手を鎌にして
くるっと反対に回った
そして…
窃「え」
鎌を振り回しながら追いかけた
窃「えええぇぇえ!?」
今度はあっちが逃げるほう
『でもこれやってたら終わらなくない?』
---クロノside---
ク「あーぁ」
あの二人おいかけっこしてるよ
窃野に渡したの一応模造刀なんだけどなぁ
Aの鎌は本物だから怖いわな
ク「乱波たちはうまくいっていやすかな」
乱波はバリアを壊すことはできていなかった
ク「あいつの個性は「
ヒビ一つ入っていない
ク「乱波、バリアはどれぐらいの固さでやすか?」
乱「このバリア鉄みてぇにかてぇよ」
ク「そうでやすか」
鉄みたいか……もっと固くできるようにはなりやすかね
ク「このコンビで任務させてもいいでやすかね」
さーてAはどうなりやすかね
---Aside---
ギギギギギ
『お……もい』
マンガとかで二人の剣士が剣をぶつけて耐えている、みたいなシーンがあるじゃないですか
あれです、あれ
今その状況
窃「これ模造刀だから別に斬れやしないよ…でもさぁ」
カァァン
はじける
窃野くんは華麗に着地
一方私は尻餅をついた
『いっった』
窃「これ、どうやったら終わるんだろうな」
『そういえばこっちは終わるときのこと言われてないね』
ク「二人ともぉ」
窃「『ん?』」
ク「ごめーん言い忘れてやしたー」
ク「どっちかが相手の動きを止められやしたら終わっていいでやすよー」
あ、そうなんだ
窃「じゃあ」
あ、また追いかけてきた
『嘘やろ』
またおいかけっこ始まったし
何したいんだ
『あっ』
窃(よし)
いつのまにか壁の隅に追い詰められていた
窃「つかまえた、俺の勝ちだな」
ドンッ
なん……だと
壁ドンをされた
え、え、普通だったらドキドキするんだろうけど
さっきまでの状況と窃野くんが片手に持っている刀が視界に入ってとても怖い
ク「はーいそっちは終わったから休んでていいでやすよー」
『はぁ』
腰が抜けたのか私は座り込んでしまった
『……怖かったぁぁ』
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パピコ - 本当におもしろいです！窃野くんかわいい！更新まってます。 (2019年8月6日 15時) (
レス) id: ed6b97c7d1 (このIDを非表示/違反報告)
甘凛 - なにが広がっていたの…！ (2019年1月6日 21時) (レス) id: 8ef22124ce (このIDを非表示/違反報告)
うぇーい - 好きだ (2019年1月3日 15時) (レス) id: 1f417be624 (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - うっ・・・。なんてイタイところを・・・。クソッ、オバホと補佐と窃野君に涙目×上目遣い×袖クイしてオトしてから死穢八斎會絶対入ってやる〜！ (2018年12月11日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
クロス - ねじるさん» あー良いですねそれ。だけど絶対その前にオバホにバツンされるかもしれない……見てくれてありがとうございます!! (2018年12月11日 18時) (レス) id: 22ec0e9537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カーミン | 作成日時：2018年7月23日 15時
