THERAMPAGEの 女 # １

最年少の特権　５ ページ48

◯昂秀side




『昂秀〜』




昂秀「はい？」




『たかぴん』




昂秀「なんですか？」




『たかちゃん。』



海青「どうしたん、急に。笑



昂秀困ってるで」





『海青には関係ないでしょーう。』




海青「はいはい、ごめんごめん。」





『昂秀〜』ほっぺをツンツン





むにむにしたり、ツンツンしたりしてくる。





海青「やめたれって」





『も〜、うっさいな〜。バス変えてもらうぞ。


隣におれるだけでありがたいと思いやがれ！』






海青「ムカつくこと言うなぁ」





『てか、Aの方が年上だからな？


なんだったら、昂秀と産まれた年と変わらない年に生まれてんだからな？』





海青「なんだよ急に笑」





『はい、じゃあ昂秀くん行きましょうね〜』





昂秀「は、は、はいっ」





Aさんは僕の腕を引っ張って、バスの前まで連れていってくれた。





『今日バスどこ？』





陣「今から発表するで


Ａ、LIKIYAさん、健太、彰吾、あ、山本の方なんで壱馬、翔平、海青、慎、龍。

のこりがＢとＣやねんけど、


これは、分けなあかんねん。


俺のミスで。すまん」




『じゃあ、Ａの人捌けて？



Ｂは、ここからここな？(陣、RIKU、北人、拓磨)

Ｃは、Aからいっちゃんまで。(翔吾、瑠唯、樹、A、昂秀)



陣さんこれでいいでしょ？』





陣「おお、ありがとうな。」




『じゃあ、車の後ろに乗ろっと。』




樹「だめ、俺が行きたい。」





『だめ。』




翔吾「喧嘩するなら俺と昂秀でいくよ？」





『だめ。Aが昂秀といきたいんですよ。』





瑠唯「じゃあ助手席に行きまーす。」





『いいんですけどね。


いっちゃんお願い。』




樹「翔吾さんと…？」




翔吾「嫌なんかいっ」




樹「…はぁ。


嫌じゃない…です。


しゃーない、今日だけ。」





『よっしゃぁ！！


昂秀一緒に後ろいこ。』




また手を引っ張って、車の後ろに連れていってくれた。

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