Dear Destiny【 神谷健太 】

１３ ページ13

・kenta side









嫌な予感がした。


それもすっごく。





いつもなら少し遠くででも、目に入るくらいの遠さにいるAさんがいない。









ベア「 Aさん？ 」

「 ちょっと、探してきてもいいですかっ 」

ベア「 私も探すわ 」

「 だめ、俺が、俺が見つける

それにベアさんが行ったら怪我しちゃうかもしれないし 笑 」









そう笑うと、ベアさんはため息をついた。

俺はその間にAさんを探した。


　
　
　
　







　






　




　







『 んんっー！！！！！！ 』









見つけた。

その光景に驚くべきだったかもしれないけど、驚くなんてなくて、怒りしか湧いてこなかった







「 なにしてんだよっ！！！ 」


『 けんっ、た 』

ジョイ「 はあ、また君か、 」






急いでAさんを抱き寄せて、自分のピンクのジャケットを被せた。





「 いい加減にしろよっ！！何しようとしてたか言えよ 」

ジョイ「 ははっ、遊びに行こうとしてただけだけど？ 」








俺もよくヘラヘラはするけど、こいつのヘラヘラはほんとに腹立つ。



体が拒絶反応を起こして仕方がない。








『 けんたあっ、っ、 』






後ろでAさんがずっと泣いてる。

そりゃ怖かったと思う。


早くケリをつけて、抱きしめてあげたい。





誰か一人でもメンバーが来てくれたらっ、








　





　




　
　
　
　



　
　
　





　
　

　
　





？「 なーに、しとるんですか 」
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