SMILE GIRL # １

９４年組　１ ページ6

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『 りっくん、陣くん！！
お疲れ様！！ 』




RIKU「 相変わらず元気だね 笑 」





ボーカル、リーダー、パフォーマーの３人が揃った９７年組は、結構忙しい。




陣くんはリーダーだし、シブザイルもあるし、ラジオも何本か決まってる。

りっくんはボーカルで、毎日ボイトレ筋トレに追われてて、あとラジオとバラエティも何本か入ってる。

私はパフォーマーで、ドラマの出演も何本か決まってる上に、映画も何本か決まってたりする。





唯一３人でやってるのがWEEKEND THE RAMPAGEっていうラジオ。







陣「 しっかし、久々やなあ 」



『 いや陣くん朝も会ったね？ 』



RIKU「 確かに 笑 」




陣「 いやあ、３人でゆっくり話すんがさ、久しぶりやなあって思って。 」






確かに陣くんの言う通り、リハーサルとか会議では顔を合わせるかもしれないけど、ゆっくり話す機会なんてなかった。






『 りっくん絞ってんのに飲んでいいの？ 』



RIKU「 明日頑張るからいいのー！ 」



『 ストイックだねえ。 』






陣「 最近どうなん？ 」



『 なにが？ 』



陣「 リハもあんま顔出されへんくなってるやん？ドラマ？ 」



『 映画ね。結構楽しいよ。 』



RIKU「 しんどくない？ 」



『 うん 。
だって好きでやってることだもん 。 』



陣「 へえ〜。 」






“ 俺も出てみたいなあ ”


っていって棒読み感出してたけど、実は１番心配してくれてるのが、この馬。




朝、私だけ早いときがあって、その時も起きたらリビングに陣くんがいて必ず“ いってらっしゃい ”は言ってくれる。






『 ふふ 笑 』



陣「 なんやねん 笑 」



『 いやあ？なんでも？ 』





ついついにやけてしまって、緩んでしまった頬をきつく締める。






RIKU「 あ、わかった！僕と陣くんのこと好きだなあって思ったんでしょ？ 」



『 うん。それはないから安心して。 』






　
案外、当たってたりするんだなあ。

これが。







　



　

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