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お疲れ様と労いの声で溢れていた中、


俺達の気持ちは沈んで、沈みまくっていた。







「 あっ、 」






ふと、Aさんがくれた全員への袋を思い出した。





「 Aさんがくれた袋、

見てみませんか、? 」






みんないつも持ち歩いていたんだろうか。

みんなのカバンの中から、一人ひとり色の違う袋が出てきた。








LIKIYA「 個人個人で、あけよっか、 」









 
 
 
 
 
 


一人できたのは、

Aさんとの思い出がある屋上。

 
ここで俺はAさんに告白した。








「 っ、懐かしいわあっ、 」









Aさんとの思い出には全部色がついていて、とても鮮やかだった。





袋の色すらもAさんが、

俺に自分を忘れないでって言いかけているみたいな、白色だった。







びゅうっと強い風が吹いて、太陽が出てきた。


あの日もたしかこんな感じだったんだ。







「 あけたくないな、 」








開けてしまえば、彼女がいなくなったことを認めてしまう気がして。





 





 







でも、開けたい。





 
 
 
 








 
 
 
 
 
 







 
 
 



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つな(プロフ) - 30話に入るくらい前から涙が自然に出てきできて止まらなかったです。すごくいいお話ですね。 (2020年8月19日 2時) (レス) id: 96f1110185 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夕さん» ありがとうございます!頑張ります (2020年7月12日 1時) (レス) id: 16e21b49f5 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夕さん» そして、2つ目3つ目のコメントにつきましては、このままで行きたいのですが、夕様のお気に触れるようでしたら、変えさせていただきます。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 16e21b49f5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夕さん» まず、1つ目のコメントに付きましてですが、このお話は2020年のお話になっていまして、半年後や1ヶ月後、などしっかり表記させていただいております。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 16e21b49f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:快百華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna  
作成日時:2020年6月28日 16時

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