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バナナ7 ページ10

こ「皆…来ないね。」

『ね。』

私達が出口から出て5分は経過してる。

こ「ま,すぐ来るっしょ。」

「『…。』」

沈黙が気まずい。

話を振り始めたのはころんだった。

ころんはぼんやりと遠くを見ている。

こ「ねぇ,A。」

『ん?』

こ「何で僕と付き合ったの?」

『は,いきなりどうした?』

こ「いや疑問に思って。Aはこんな…その…か,可愛いッのに!なんで僕を選んだんだろって」

あ-ツンデレって最高だね()

『可愛いのは否定したいんだけどありがと。』

こ「え…あ,うん。」

『…ってかさ!それころんが言う!?』

こ「んぇ?」

『そんなこと言ったらさ!ころんだってさ!毎日のように告白されてるじゃん!私だってちょっと妬いてるのに…!』

こ「…が…‥‥の。」

『え?』

こ「Aがいいの!Aしか好きになれないのっ!」

ころんの顔を覗くと真っ赤になっていた。

『そっか…私もだよ』

こ「え…!」

ねぇ。いい雰囲気じゃん!?これ恋愛の定番じゃん!?

7話目にして初の王道感でたよ!?()

こ「ねぇ,A…

莉「怖かったぁあ!(大声)」

こうなるんだわ()

る「莉犬!この道通ってる人に迷惑ですよ!」

いや,私が迷惑してるわ()

るぅとくんが私達を見て気付く。

る「あ…ごめんなさい。」

るぅとくんは申し訳無さそうに

る「莉犬!コーヒーカップ行きます?」

莉「え!やった!行こ!」

こ「やっとあいつら行ったか…」

『!同じこと考えてた!』

私がニコっと笑う。

こ「〜っ!」

ころんは声にならない声で叫んでいた。

『で,さっきなんて言おうとしたの?』

こ「…やっぱいいよ」

『え!教えてよっ!』

こういうのもさ。恋愛の定番じゃん?この後に「お前が好きなんだって!」みたいな。

今回すごくね?私めっちゃ嬉しい(まるで他人事)

こ「〜!だからっ…

さ「楽しかったぁあ!!」

こうなるんだわ。

な「ジェルくんさーあれお化け役の人可哀想だよ!w」

さ「そのせいでめっちゃ時間かかったしー!w」

ジ「楽しかったんだからええやん!w」

「『…』」

大人組「あ…」

さ「あッちょッころん…ごめんな?」

こ「何で僕に謝んの!?」

そうだよ。ころんより泣きたいのはこっちだぞ

な「ちょッ一回どっか行ってくるね?」大人組が去ってった

突然ころんが私の腕を引っ張り私の顔がころんに近づく。

ころんが私の耳元で「好きだよ」と囁いた。

私の顔は真っ赤だろう。ころんは照れ隠しに笑った。

続く

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千咲(プロフ) - 羽花さん» そう思ってもらえて嬉しい✨www (2022年1月16日 18時) (レス) id: 9db6f0b059 (このIDを非表示/違反報告)
羽花 - 千咲さん» ありがと、、、っ!!頼れる年下だなぁ、、w (2022年1月16日 18時) (レス) id: 442d60dfd7 (このIDを非表示/違反報告)
千咲(プロフ) - 羽花さん» うんうん、辛くなったら頼ってぇ!1才年下でもいいなら✨(ん?) (2022年1月13日 7時) (レス) id: 9db6f0b059 (このIDを非表示/違反報告)
羽花 - 千咲さん» ありがとう、、!!うん、心配してくれてありがとう、もう大丈夫だから、、、多分、w辛くなったら千咲ちゃん頼りにしようかな、(おい ありがとねっ (2022年1月12日 21時) (レス) id: 442d60dfd7 (このIDを非表示/違反報告)
千咲(プロフ) - これからも小説楽しみにしてるよ!頑張ってほしい。でもね、辛くなったら言って欲しい。もう無理して欲しくないの、、笑 頑張って。でも無理しないで。ずっと応援するから! (2022年1月11日 7時) (レス) @page32 id: 9db6f0b059 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羽花 | 作成日時:2021年8月10日 15時

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