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買いに行かないと…
鞄の中から財布を取り出す。
近くにコンビニがあったはず…
風磨「ちょ、何してんの」
「ちょっとコンビニ行ってくるね、」
風磨「は、そんなの俺が行くから。」
「大丈夫…！すぐだから、！」
風磨「辛いんだろ、休んでろよ。
何が必要なの？買ってくるから」
いやいやいやいや
私 風磨くんに血の処理させて、さらにナプキンまで買いに行かせるの？
そんなの頭おかしい人じゃん…！
そんなことさせらるわけないじゃん…！
「ほんとに大丈夫だから…！！」
風磨「なに、俺に言えないこと？」
「……、、」
さっきまで優しかった風磨くんの口調が少し冷たくなった。
素直に言えばいい？
いや、そんなこと出来ないでしょ。
きっと風磨くんを困らせる。
「そんな言い方しなくてもいいじゃん…」
風磨「あ…？」
私も馬鹿だよね。
生理っていうのもあって 些細なことでさえイライラしてしまう。
「風磨くんには関係ないじゃん…！」
風磨「お前、それ本気で言ってる？」
「だって、私のことでしょ…、！
いちいち首突っ込まないでよ！」
風磨「心配してんだよ、こっちも！」
「そんなの頼んでない！」
だんだんとヒートアップしていく口論
それを間に入って止めてくれる人はいない。
「もういい！」
風磨くんの言葉なんて無視してやろう。
男のくせに何がわかんのよ、
無性に腹が立った私は立ち上がって コンビニへ行こうとした。
けど 立ち上がった瞬間 ぐわん、と大きなめまいに襲われた。
風磨「Aっ…！？」
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年1月7日 23時
