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汚れてしまった下着やパジャマは水洗いして 自分も軽くシャワーを浴びた。
今日 着る予定の下着があるから、それを着て……
てか、パジャマ洗い出してるからないんだけど…どうしよう…
風磨くんが置いてくれたであろうバスタオルで体を包んで リビングへ向かった。
「ふうまくん……」
風磨「あ、Aおかえり。大丈夫か…？」
「ごめん……服が…」
正確には洋服 あるはあるんだけど、風磨くんとお出かけするようの可愛いワンピースとかだから、今着るには 向いてなさすぎるもので……
風磨「あ、いいもん貸してやるよ」
何か思いついたのか 急にニヤニヤし出した風磨くん
私の血で真っ赤に染まっていたシーツは真っ白なものに変えられていた。
それに風磨くんが着ていた服も変わっていて…
どんなに優しい風磨くんでも 人の血なんて見たくないはずなのに…
風磨「これ、どう？」
そう、タンスから取り出したのは 風磨くんのTシャツ
部屋着みたいな緩い感じのやつ
「え、でも…これは…ふうまくんの…」
風磨「裸よりはマシだべ」
渋々と 風磨くんのTシャツと風磨くんのハーフパンツを借りて着てみた。
Tシャツは私が着るとダボダボで丈は長過ぎてワンピースみたいになってるし
ズボンのウエストもぎゅうっと紐をきつく縛ってようやくちょうどいいサイズ
まあ、風磨くんの洋服が私にぴったり合うわけなんてないんだけどね…
風磨「いいじゃん」
「ごめんね……」
風磨「謝んのなしな。Aのせいじゃねぇし。
立ってんの辛いだろ、座っときな。」
お言葉に甘えて ベッドにそっと腰をかける。
これで一件落着に見えたけど…
まだ辛いことが……
ナプキンない&生理痛を和らげる薬がない。
薬がないのは百歩譲っていいとして、ナプキンがないのはやばい。
今はトイレットペーパー折り畳んだの挟んでるけど、漏れてくるのも時間の問題。
生理が重い私にとってはかなりの致命傷だ。
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年1月7日 23時
