15.目覚め ページ17
真「…ん」
ツ「真昼？」
真「ツナ…？」
ツ「良かった、目を覚ました！」
真昼が目を覚ますと、ツナが心配そうな顔で見ていた。
真昼は少し部屋を見渡し、ツナの姿に目を止める。
彼の服装は黒のスーツ姿だった。
真「ツナ、その格好…？」
ツ「ああ、さっきまで九代目と話をしてたんだ」
真「話？」
ツ「うん。これからの事をね」
真「それで…？」
ツ「��椚ヶ丘中３−Ｅの担任なら引き受けてもいい��」
真「どういうこと？」
ツナが難しい顔をして言う。
その言葉に真昼が怪訝そうに眉をひそめる。
ツ「ターゲットが残した紙に書いてあったんだ。これを政府が承諾したらしい。監視にあのクラスが使われたんだ」
真「…！？」
ツ「そして、ターゲットを殺すためにＥ組の子たちを暗殺者に育てるらしい」
真「暗殺者に？…あの子たちに殺しをさせるの！？」
ツ「僕達はＥ組の教師を解職された。でも、それは僕達が一般人だったらだ。ボンゴレファミリーにも暗殺依頼が来たんだ」
ツナはスーツのポケットから一枚の紙を取り出し、それを真昼に渡す。
受け取った真昼は、紙に視線を向け驚いた顔をする。
真「なにこれ…！」
ツ「成功報酬らしいよ。それだけ危険視されてるんだろうね。で、この依頼を受ける。元々僕達が目をつけていたターゲットだから断る理由はない」
真「…」
ツ「でも、条件を出した。報酬は一切受け取らないこと。そして、椚ヶ丘中の３ーＥの教師として出勤すること。但し、ボンゴレファミリーの人間じゃなく一般人として」
そこでいったん言葉を止めるツナ。
真昼はツナを見上げる。
ツ「真昼、この依頼を受ける？」
真「…受けるわ」
ツ「分かった。新学期と同時に暗殺が始まるから、それに合わせて日本に戻るよ」
真「ええ。それまでに準備するわ」
ツ「無理、しないでね」
真「分かってる」
真昼は微笑んで大丈夫を示す。
だが、ツナはその微笑みを見て悲しそうな顔をした。
でも、すぐ笑顔に戻って部屋を出ていく。
残された真昼は小さくため息をついて窓の外を見る。
窓から見えるのは空に輝く��壊れた��月。
―――…しっかりしないと、ツナに心配させちゃう
・
・
・
部屋を出たツナも、廊下につけられている窓から外を見る。
その顔には悲しそうな表情が浮かんでいた。
「やっぱり、俺が無理させてるのかな？頼むから、俺を頼ってよ…真昼」
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真夜@葛葉(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます♪一応ツナ達の子供の話しも作ってるんですが、もう少ししたら公開するかもです。 (2018年10月28日 11時) (
レス) id: 0b8293dac8 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く続きが楽しみです!もし今後他の作品を作る予定があったら雲雀さんかツナの成り代わりか妹か姉か娘でコラボかトリップか転生した刀剣乱舞かアニメKかワールドトリガーかワンピース作品が読んで見たいです。説明が下手ならすみません今後も無理せず更新頑張って下さい (2018年10月27日 22時) (レス) id: 9ed3e7f136 (このIDを非表示/違反報告)
真夜@葛葉(プロフ) - 結衣さん» ああああ、本当ですね。すぐ修正します_(^^;)ゞ (2018年9月16日 17時) (レス) id: 0b8293dac8 (このIDを非表示/違反報告)
結衣 - 雲雀さんの口癖噛みじゃなく咬みですよー (2018年9月16日 17時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 小説読ませてもらう。 (2018年4月19日 19時) (レス) id: 751dee7f17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真夜 x他2人 | 作成日時：2017年8月14日 0時
