Episode14 ページ17
サイラズ島の作戦会議
Aが中心となって動いていた
『武器の取引は基本ここで行われています』
『恐らく敵は島全体に見張りつけていると思われるので、くれぐれも革命軍とバレないように動いてください』
『攻撃を仕掛けるのは島到着2日後の夜』
『それまでは情報収集をお願いします』
『あとは．．．』
サ｢どうした？何か気になることでもあるのか｣
『おかしいです。この島』
『こんなに海賊や組織が出入りしているのに海軍が動いてないし、島の住人への危害も少ない、もしかしたら．．．』
サ｢島全体が奴らに協力してる｣
コ｢もしくは、全員奴らの手に…｣
『んー、特に住人に関する怪しい情報はないですが、少し警戒する必要がありますね』
サ｢そうだな｣
『では、作戦は以上です』
こうして作戦会議が終わり皆が、会議室を出て行く中Aは資料をじっと見ていた
サ｢まだ何か気になることあるのか？｣
『この男．．．』
Aは1つの資料に目を落とす
そこにはマントのフードで顔を落とした黒服の男がいた
サ｢イーブル、出身年齢不詳、姿をあまり見せず顔を見た者はいない、この島で取引する組織の1人｣
｢情報が少ないな｣
『裏社会ではよくある事ですが、この名前…』
いつになく暗い顔をする
『でも、あの時．．．』
サ｢…知ってるのか？｣
『昔似たような名前の人を…』
『でも、その人はとっくの昔に死んでいて』
サ｢．．．｣
『でも、もし生きていたら．．．』
手を強く握り締めその目には悲しみと怒りが混じっていた
サ｢A．．．｣
｢そいつと何かあったのか？｣
『それは…言えませ』
サ｢どうしても？｣
『すいません』
サ｢そうか、なら仕方ない｣
｢まあ、まだそいつと決まった訳でも無いからそんなに気を張るなよ、後が持たないぞ｣
『そうですよね…』
サ｢そうそう｣
｢あまり無理するなよ｣
｢何か困った事があったら俺に言えよ｣
『はい、ありがとうございます』
サ｢．．．｣
サボは驚いた顔でAを見た
『なんですか？』
サ｢あ、いや、いつもなら｣
｢大丈夫ですとか、ご心配なくって言うのに｣
｢今日は素直にありがとうございますって…｣
『あー』
『まあ、今日は特別です』
サ｢今日だけかー笑｣
『それじゃあ、まだ色々やる事があるので』
そう言ってAは会議室を去っていった
サボは会議室で1人イーブルの資料を見ていた
イーブルか．．．
Aの様子が変だったし警戒しておくか
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ぷぅ(プロフ) - いえいえ、これからも楽しみにしてますね(*^-^*) (2020年4月14日 14時) (
レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - ぷぅさん» 本当だ！気づきませんでした！ありがとうございます！！m(__)m (2020年4月14日 7時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - エピソード41が２つあるんですけど正しくはエピソード42じゃないですか？(・_・?) (2020年4月14日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 星猫さん» 合作のお誘いありがとうございます！すいませんが私は1つの小説を書くので精一杯なので今回の合作は遠慮させていただきます。折角お誘い頂いたのにすいません。 (2020年4月6日 20時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年4月1日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁 | 作成日時：2020年3月12日 23時
