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打ち合わせ内容は知らないが、多忙の彼のことだから軽い理由で打ち合わせをしようと思わないだろう。そこそこ重要案件の会議に易々と入国1週間足らずの下っ端が参加してよいものなのだろうか。というか、何故それが息抜きになると思ったのだろうか。そんなわけないだろう。むしろ神経すり減るんですけど。
｢よろしいのですか？｣
｢おん、俺1人じゃ相手疲れるしな。頼むわ｣
なるほど、それが狙いか。
いやいや勘弁してよ、私だって接待上手くないんだから。
｢それにしても仕事早いな。昨日頼んだ書類もう終わっとるやん｣
｢あぁ、その件なんですが、工数がかかりすぎかなと思ったので管理はこちらで行うことにしましたが大丈夫でしたか？｣
｢全然大丈夫やで。俺は君の仕事の出来具合にびびっとるよ助かるほんまありがとう、7年目のベテランか思うくらい優秀やわ｣
怖いのはこっちです。当たってます。
.
｢どうもぉ、オスマンです〜｣
ーーー我々国の第一外交官、オスマン。
にこりと人の良い笑顔を浮かべながら正面の椅子に座るよう、手を差し出される。
物凄い凄腕の外交官、現実世界でいう一流営業マン。
にこりと微笑む笑顔はとても素敵だが、時折開く目が刺すように私を射抜く。数々の嫌味な上司や手強い取引先を相手にしてきた私も、少なからず警戒されているのは感じ取れる。確かに、ぽっと出の外国人というだけでも怪しいのに突然ナンバー2の補佐に就いたら流石に何かあるんじゃないかと疑うだろう。
でも勘違いしないでほしい。彼を誘惑なんて1ミリもしてません。まああの状況を何かしら変化させたかったのは事実だが、ナンバー2の書記になるなんて思ってませんでした。やりすぎです。まあなんでもいいけど死にたくないんです。よろしくお願いします。
そして彼にもお決まりのハートが頭上に浮かんでいた。ただ、数値は0でハートも透明である。
見たことの無いそれに違和感を覚えながらも、にこりと笑みを作って微笑んだ。
｢最近トントンの補佐になった子やんな。会いたかったで〜｣
｢お初にお目にかかります。Aと申します｣
｢オスマン、お菓子あげたって｣
｢あら珍しい｣
ちょっと待っとってな〜、と飲んでいた紅茶の入ったティーカップを置いて立ち上がる。
｢はいクッキー。俺のお気に入り｣
｢わぁ、ありがとうございます｣
｢ふふ、どーぞ｣
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あまね(プロフ) - かんけつ？！ (10月29日 12時) (
レス) @page21 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - かこつです！！！めっちゃ好みでコメントさせてもらいました！お身体に気をつけて、更新お待ちしておりますー！！ (8月19日 16時) (レス) id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - この作品めっちゃ好きですぅぅ!!!!!!!!めっちゃ面白いですぅぅぅぅぅ!!!!もう最高です!神作者様ですね!!!! (2022年12月17日 18時) (レス) @page21 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - コメント失礼します！めちゃくちゃこの小説好きです！好みドストライクなんですよ！夢主ちゃん残機3かぁ。多分残機0でハッピーエンドになると思うんですが後3回死ぬとなるとどうやって殺されるのかめちゃくちゃ気になります！これからも無理せず更新頑張って下さい！ (2022年8月17日 22時) (レス) @page21 id: 77487c3926 (このIDを非表示/違反報告)
rimu@他力本願寺建設完了！ - コメント失礼します！もう残機が3なのでめっちゃハラハラして見てます！夢主ちゃんガバるなよ〜…。更新頑張ってください！応援してます！ (2022年8月15日 22時) (レス) @page16 id: 251d2d6b95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚
| 作成日時：2022年7月31日 15時
