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｢さて、まずは作戦会議だな。早速今からやるとしよう。作戦立案は俺グルッペンが担当する。ロボロは新しい情報の開示、ゾムとショッピくんは武器の確認、オスマンはお菓子準備！その他待機！｣
｢｢｢はーい｣｣｣
｢…………ん？｣
.
｢備品、いつ届きますかねえ｣
｢ていうかさ、何処の国出身とか聞いてなくない？私たち。｣
｢はあ！？！？逃げられてもおかしくねえじゃねーか！！｣
微妙な沈黙が訪れる。
いや確かに、名前だけでどこの国出身かなんて聞いていない。それに、一国の兵士が国の経費を使ってあの金額の備品を購入することなんて可能なのか。冷静に考えてみるとまあ無理な話である。
｢え、騙され……、いや、大丈夫ですよ｣
｢1週間経って何も無かったらA、アンタに払ってもらうからね｣
｢あの大金を！？！？！？バカ言わないでください！！！！！！！一生かかっても無理ですよ！！！！！！！｣
｢名前しか聞かなかったお前の責任だろ。よろしく頼むぜ｣
｢そんな………神よ……………｣
ううっと泣き真似、というか半泣きになりながらフラスコに入った溶液を揺らす。
前々から、波坂さんと生薬と融合させて新しい新薬を作っていた。
菊さんと川田はそれを手伝ってくれている。
これは熱を下げる為の薬、所謂解熱剤である。
非ステロイド性抗炎症薬とは違い、痛みのもととなるプロスタグランジンの生成を極限まで抑え頭痛を和らげるというものである。
戦闘中にはあまり関係のない薬かもしれないが、平和的なこの国にとってそんな日常的に使える薬の方が需要がある。
トントンさんにアイデアをもらっておいてなんだが、日常的に使える薬の生成に精一杯で当分は研究出来そうにない。
｢次アセトアミノフェンください｣
｢こっちもアスピリンくれ｣
｢もう容器ごと渡すよ｣
｢はーい｣
適度にアセトアミノフェンを加えながら、ガラス棒でかき混ぜていく。
適切な色になったら溶液を追加して、混ぜてを繰り返して薬を生成している。
アセトアミノフェンは特に、分量を間違えば副作用をおこしてしまうので、注意して融合しなければならない。
｢なんかいつまで経っても黄色なんだが。Aなんで白いの？｣
｢えどうやったら黄色になるんです？｣
｢私アンタにイブプロフェン渡した覚えないわよ｣
｢絶対それだ………｣
｢イブプロフェン0.4ｇですからね｣
｢ほーい｣
.
某風邪薬EVEの説明より
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宇琉夜ハル(プロフ) - 後 side ほしいです (2021年4月30日 19時) (
レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 後名前がわかったら zm｢あ｣ 見たいなん欲しいです (2021年4月30日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 出来れば夢主のセリフ『』こうしてください 時間があればでいいんで (2021年4月30日 18時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 晴さん» それは良かったです！！ありがとうございます！めちゃくちゃ遅れましたが見てますよ！！！頑張ります！！！ (2021年2月21日 20時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 通りすがりの亀さん» 最初はその予定でしたが、主人公が後悔することのないようにヘイトを向けさせて上層部をクズに仕立てあげました(^^ ありがとうございます！頑張ります！！！ (2021年2月20日 21時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚
| 作成日時：2021年1月31日 9時
