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｢…………まあ、ええわ。｣
｢全然良いって顔してへんけど？｣
｢うるせえ。オイ、この要求してきた図太い野郎は誰だ。俺の新しい兵器の実験台にしてやる｣
｢待て待て待て！｣
グルさん目本気やんけ！！やめろて！俺の命の恩人なんやからな！？
しかしまあ、その金額を見て驚くのも無理はない。大幅に見積もって待機していた俺でさえ、一覧表を貰ってから目を丸くした。
てか、備品ってこんな高いん？フラスコ…ってなんやねん。って、大きさこんだけの倉庫40万て詐欺か？
｢せやったら、とんちとゾム同じとこで治してもろたって訳やな｣
｢トントン、ゾム。治療された時のことを詳しく教えろ｣
コの字型に並べられたテーブルの会議室で、もう既に話し合うことが決まっていたかのようにテーブルの上にはO国の資料の束が置かれていた。
俺は普段通りグルッペンの隣に座り、O国資料と書かれてある表紙をめくる。
束、にしては厚みがあまり無かった。
｢ロボロ｣
｢おん。トントンの言う通り、兵力は並以下で間違いないわ。人数はざっと3師団、まぁ数の暴力ってやつやな｣
｢なるほどな。……武器も最新じゃなくて旧型か。俺、ここ外交行った時まじで鎖国的な割には情報ガバガバで笑ったわ｣
｢えそうなん？…あかん、そん時むっちゃ疲れとったんかな俺。記録してへんわ｣
｢いや大先生、大丈夫やで。あんな雑魚記録する必要もないかと思ってな｣
｢エッ、良かったぁ〜〜！？焦ったわ！｣
攻めようと思えば、戦争は一日足らずで終わるだろう。それも死傷者を出さないというのも可能かもしれない。
武器は旧型、それに一人一人の能力も高くないときた。よく捕虜国にされてないな・・・・？と顔を引きつらせる。
ぺらぺらと紙をめくっていくと、医療関係の資料が出てきた。
しかし、それはあまり需要のない武器や兵力について書かれてある資料よりも情報が少ない。というか、ここまでくると情報は0に近い。
あのロボロでさえ抜き出せなかったとなると、やはり医療に関しては相当機密情報なのかもしれない。
｢ここで勘違いせんといてほしいんやけど。俺が情報引き出せんかった訳ちゃうからな｣
｢あん？…………じゃあこれはなんやねん。医者の人数すらデータ出てないやんけ｣
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宇琉夜ハル(プロフ) - 後 side ほしいです (2021年4月30日 19時) (
レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 後名前がわかったら zm｢あ｣ 見たいなん欲しいです (2021年4月30日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 出来れば夢主のセリフ『』こうしてください 時間があればでいいんで (2021年4月30日 18時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 晴さん» それは良かったです！！ありがとうございます！めちゃくちゃ遅れましたが見てますよ！！！頑張ります！！！ (2021年2月21日 20時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 通りすがりの亀さん» 最初はその予定でしたが、主人公が後悔することのないようにヘイトを向けさせて上層部をクズに仕立てあげました(^^ ありがとうございます！頑張ります！！！ (2021年2月20日 21時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚
| 作成日時：2021年1月31日 9時
