色々詰め込んだ短編集！文スト

探偵社員でかくれんぼ！1章！ ページ4

私はデパートの3階にやってきた。どこから来ても逃げられるように、適度に隠れられるようにたくさんの棚が並ぶ衣類コーナーに居る。

死角である棚と棚の隙間に身を潜めた。

あれ？向こうには太宰さんがいるではないか。矢っ張りここを選ぶか。

(ピンポンパンポーン)

福「鬼の行動時間開始だ。健闘を祈る。」


開始の放送がかかった。

私は配布された携帯でみんなと通話状態にした。

『皆さん、どこに居ます？』

太「私は見ての通り君の向かい側だよ」

敦「僕と鏡花ちゃんは5階の本屋さんに隠れてる」

乱「僕はゲームセンターの中！」

谷「僕は2階の食料品売り場の所だよ」

与「妾は3階の衣類コーナーだよ」

『与謝野先生近くにいるんですね！私は衣類コーナーの入り口のとこです！』

少し身を乗り出しキョロキョロした。奥の方に与謝野先生が見える

『鬼が来たら教えてくださいね』

乱「そういえば、逃げる前見たけど国木田すごく目が血走ってたね、どうしたの？」

谷「ああ、太宰さんを捕まえる気満々でしたから…恐らく…」

「「「あぁー。」」」

太「国木田君なんて、チョロいものだよ！掛かって来たま 谷「あっ！国木田さん来ました！」おや、噂をすれば。」

谷「あっ、まずい！見つかった！」

携帯からドタバタと足音が聞こえた。

さあ！谷崎くんは逃げられるかな？

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