色々詰め込んだ短編集！文スト

ポートマフィアで『シンデレラ』！4 ページ16

シンデレラ「大変！もう私帰らないと！」

王子「…待ってください」

シンデレラはとんでもない動きで踊っている人を避けて逃げていった。

国「…シンデレラはあんな動きしないだろ…」

『12時の鐘が鳴り、ちょうど階段でシンデレラのガラスの靴が落ちてしまった』

ナレーションが尾崎紅葉に代わった。

シンデレラ「糞っ！取れねぇ！」

靴が足に引っかかったシンデレラは無理矢理手で外して投げ捨てた。

太「あれ、もはや故意に脱いでるじゃん」

王子が城からでてきた。シンデレラの姿を捉えるなり

王子「羅生門！」

容赦ない攻撃を繰り出し始めた。

敦「なんで！？」

王子「僕から逃げるな！大人しく捕まれ！」

どうやら王子はシンデレラを捕まえたいらしかった。

…が、

負けてないのがシンデレラ。

シンデレラ「何すんだ手前！…異能力！」

あろう事かシンデレラの異能で重力操作をして避け、浮かせた柱を王子に投げつけたのだ。

王子「…っ！空間断絶！」

間一髪、避ける王子。

『そして王子は名も聞かぬままシンデレラと別れてしまったのじゃ』

このままだと熱き男達の戦闘物語になりそうだったので幕がしまった。

〜数分後〜

『家にて、シンデレラが家事をしておった時王子とその従者が来た。』

王子「…この靴がピッタリ履ける女性を探している。その者を僕の花嫁として迎え入れる。」

姉1「なんですって！それは私よ！」

『エリスは靴を履いた。然しピッタリでは無かった。』

継母「ああ！エリスちゃん！良かったよ！君がお嫁に行くなんて私には耐えられない！」

姉1「リンタロウ、五月蝿い！」

継母「そ、そんなぁ…でもそんな所も好き！」

王子「……」

姉２「その靴がピッタリ？それは私のことかえ？」

『紅葉は靴を履きました。が、ぴったり履けませんでした』

ナレーションが元に戻った。一時的に代わったのは広津が樋口の精神状態を何とかするためだ

賢「あれ？あの靴、あの人にぴったりですよ？」

国「…何も言わないでやれ、賢治」

国木田は空気を読んだ。

シンデレラ「…あの、王子！」

元ちゅや子、現シンデレラが話し掛ける。

継母「しまった！」

王子「！！…この靴を履いていただけるか」


『シンデレラは靴を履くと、その靴はシンデレラにぴったりだったのです。』

太「ピッタリじゃなくない？寧ろ少し大き…」

敦「ちょ！太宰さん！」

『こうして2人は結婚し、幸せに暮らしました。』

…締まらないまま劇は終わった。

【リクエスト】夢主ちゃんがいつも迷惑かけまくってる文豪に『あまり頑張りすぎるなよ…？（イケヴォ』と言ってあすなろ抱きした話→←ポートマフィアで『シンデレラ』！3

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