現場の時間 ページ11
カ「思いついた!原さんは助けずに放っとこう!!」
と、カルマは良い笑顔で言った。いや、なに良い顔してんだよ、、、。周りの皆も同じ事を思ったのだろう
寺「おいカルマふざけてんのか?原が1番危ねーだろうが!!ふとましいから身動き取れねーし、ヘヴィだから枝も折れそうだ!!」
デリカシー無いな、、、
カ「、、、寺坂さあ、昨日と同じシャツ着てんだろ。同じとこにシミあるし。ズボラだよなー。やっぱお前悪だくみとか向いてないわ」
寺「あァ!?」
カ「でもな、頭はバカでも体力と実行力持ってるからお前を軸に作戦立てるの面白いんだ」
と、寺坂が着てるシャツのボタンを外した
カ「俺を信じて動いてよ。悪いようにはならないから」
胡散臭い笑みだな、おい
寺「、、、、。バカは余計だ。いいから早く指示よこせ」
シ「さぁて、足元の触手も水を吸って動かなくなってきたね。とどめにかかろうイトナ。邪魔な触手を全て落とし、その上で《心臓》を」
え、今心臓って言った、、?
寺「おいシロ!!イトナ!!」
シ「、、、寺坂君か、近くに来たら危ないよ?」
寺「よくも俺を騙してくれたな」
シ「まぁそう怒るなよ。ちょっとクラスメイトを巻き込んじゃっただけじゃないか。E組で浮いてた君にとっちゃ丁度良いだろ」
寺「うるせぇ!!てめーらは許さねぇ!!」
とそう言いながら寺坂はザブンと水に飛び込んだ
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作者名:音楽ガール | 作成日時:2020年7月3日 20時