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#33 ページ35

あの後、普通にお風呂に入り普通にベッドに入った私たち。


安室さんはかなり疲れたのか、眠ってしまっていた。



(…ここでの生活、短かったなぁ…。だけど、楽しかった。)



.

.

.

.

.



朝起きて、何やら暖かいものに包まれている感覚があった。
まだ寝ぼけていた私は、その暖かいものを抱きしめた。


そのまま、また眠りに入っていった。



透「ん!……さ…!………ん!!…さん!!Aさん!!」

『…ん、なぁに……』


目を擦りながら起きると目の前に褐色の肌が見えた。




ザザザッと、離れた。



「おい、それ以上行くと」




ゴンッと、鈍い音がした。




『…ったぁ…い。』


鈍い音したもんなぁ…。
そりゃあ痛いよねぇ。


と、私は当たったところを摩った。


透「大丈夫ですか!?」


と、安室さんは物凄い力で私を引き寄せて当たった所を見た。



(…ぇ、あ。)


安室さんの甘い石鹸の匂いと胸板の厚さで私は頭がクラクラした。


(待って、これ以上は)



と。私は安室さんをグググッと、遠ざけた。



透「ど、どうされました?」



そう言って、安室さんはハッとしたような顔になった。


私の顔は茹でタコみたいに耳まで真っ赤になっていた。



.

.

.

.

.


降谷side


「…ん。」




朝起きれば、何かを抱きしめている感覚があった。

目を開けて、確認をした。


(…なぜ!?)


まるで恋人のように抱き合って寝ていた。

その時、Tシャツの隙間から谷間が見えたのは許して欲しい。




(…これはまずい。)


そう思った僕は彼女を起こそうとした。




透「ん!……さ…!………ん!!…さん!!Aさん!!」

『…ん、なぁに……』


彼女は目を開けるや否やザザザッと、離れていった。



零「おい、それ以上行くと」

注意したその時だった。


ゴンッと、鈍い音がした。




『…ったぁ…い。』


鈍い音したな…、大丈夫なのか?
目の前の彼女は当たった所を摩っていた。



透「大丈夫ですか!?」


と、咄嗟に抱き寄せて当たった所を摩ってしまった。


(……あ。)

同じシャンプーを使ってるはずなのになぜか、甘ったるい匂いがした。
それに、柔らかいものが当たっている感覚があった。


すると彼女はグググッと、僕を離した。



透「ど、どうされました?」

そう聞いてハッとした。


彼女の顔もみみも茹でタコみたいに真っ赤になっていた。

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キャラメル(プロフ) - 17話、『Are you a handkerchief?』だと「あなたはハンカチですか?」という意味になっちゃいますよ笑「これはあなたのハンカチですか?」なら、『Is this your handkerchief?』だと思います。 (2020年5月26日 19時) (レス) id: b8ac5a9a04 (このIDを非表示/違反報告)
megusnana(プロフ) - 伊達さんは航ですよ (2020年5月23日 16時) (レス) id: e70fd21919 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - これってオチ誰になんるんですか? (2020年5月11日 13時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
Young - 世良ちゃんは真純ですよー!! (2020年5月4日 3時) (レス) id: 1bf9a5d2d3 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 22話最後の怖 (2020年3月29日 19時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あいる | 作成日時:2020年3月22日 2時

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