夢五つ ページ8
美咲sideend
足音が聞こえる。
私は梨花 かな?と思い、さっきまで読んでいた、太宰 治作の、人間失格と言う本を本棚に戻した。
ガラガラ とドアが開く音がし、近づいてみると、梨花 では無く、此処にいる筈がない人物、糸杉 秋がいた。
「何で此処にいるの?」
私は聞いてみた。だけど、返って来たのは、返事では無く、振り上げた包丁だった。
血塗れの包丁は私の心臓に深々と刺した。
私はバタッ と倒れ、秋は笑っていた。高い声を出して。薄れて行く意識の中で私は、
「(痛、いな、梨花 も、こんな、、感じに死、んだの、、か、な、一度、でい、から、外、で、めい、ぱい、遊んで、みたか、た、な、、)」
そう思い、死んだ。
四月 十四日 白瀬 美咲死亡
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printemps(プランタン)(プロフ) - がんばってください! (2020年4月29日 11時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - この作品、面白いです!更新頑張って下さい! (2017年6月7日 2時) (レス) id: 94dcfb9d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブルー・スノウ | 作成日時:2016年12月29日 3時