10.再会 ページ10
(A)
(お〜、懐かしいな、この校舎…)
夕日に照らされている懐かしい校舎
を見ていると
「久しぶりっ、A」
声をかけられ後ろを振り向くと
そこにはりっくんが立っていた
[りっくん！久しぶり！
身長、また伸びた？それに男らしい
顔つきしてる]
隆太「ふふっ、ありがと」
[じゃあ、中、入ろっか！]
隆太「うん！」
中に入ると懐かしい顔ぶれが
揃っていた
咲良「来たよ！学校のプリンスと
プリンセスが二人揃って」
隆太「やめろよ〜、昔のことじゃん」
[そうだよ…]
私たちの学校では一年に一回
文化祭の時全校生徒の中から
プリンセスとプリンスを決めると
言う恒例行事があり、それに
私と隆太は1年生ながらになった
事があった
早苗「でも、今日は昔に
戻る日なんだから…」
[早苗！久しぶり]
それから色んな人と懐かしい昔話を
話した
早苗「Aって彼氏いるの？」
咲良「いるよね〜、
イケメンの彼氏が！」
[まぁ、ね…]
隆太「えっ！A、彼氏いるの！？」
[…]
早苗「あの頑なに彼氏を作らなかった
Aがね〜」
[私、そろそろ、帰らなきゃ]
咲良「愛しの彼が待ってるもんね〜」
[もうっ！]
隆太「俺も帰る！ちょっと、
用事、思い出した」
[じゃあね、咲良、早苗また出掛けよう]
咲良「バイバイ〜」
早苗「じゃあね」
隆太「送るよ」
[いいよ、一人で大丈夫]
隆太「一人は危ないから、ねっ？」
[用事あるんじゃないの？]
隆太「えっ、まっ、送るぐらいの
時間はあるから」
[ふ〜ん、じゃ、お言葉に甘えて]
隆太「Aって彼氏いたんだね…」
[うん…]
隆太「…あのさっ、卒業式の時の事
覚えてる？」
[うん！覚えてるよ
みんな凄く泣いてさ]
隆太「えっと、そうじゃなくて
俺が卒業式の時に言った事…」
[あ〜、なんだっけ？]
隆太「だろうね、あのっ、俺っ、
Aの事が…」
すると、
芝健「A！」
[健太！仕事は？]
芝健「早めに終わらせてきた
A、この方は？」
[えっと、この人は隆太、
りっくん、私の彼氏の健太]
隆太「あっ、よろしくお願いします」
健太は急に険しい顔になった
芝健「A、もう遅いし帰ろう」
[あっ、うん…]
隆太「また、連絡する…」
[うん、じゃあね…]
チラッ
(うわっ、不機嫌だな〜)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海乃 - 詩さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。夢主に甘々なまりん君が見たいです！ (2019年10月20日 23時) (
レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - はい！わかりました！！書いてみますね！リクエスト、ありがとうございます！誰に甘々なのかとかありましたら教えて下さい。それと本編の方もありますので少し遅くなるかもしれませんけどよろしいでしょうか？ (2019年9月5日 22時) (レス) id: 0d014dee5d (このIDを非表示/違反報告)
海乃 - はじめまして！！甘々なまりん君お願い出来ますか？ (2019年9月4日 22時) (レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 了解しました！！！！ (2019年8月29日 20時) (レス) id: 0d014dee5d (このIDを非表示/違反報告)
ラミ - そうですか！できれば、アナタシアでの王様ゲームがみてみたいです…お願いできますか。 (2019年8月28日 16時) (レス) id: 9164907c80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：詩 | 作成日時：2019年7月3日 23時
