検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:16,397 hit

5.真実 ページ5

(A)

私は階段から落ちて頭を打ち
怪我は軽かったらしいが打ったことで
少し記憶をなくしているそうだ

私は初めて聞いたときは驚きより
納得の方が大きかった

今は私のパパとママの代わりの
健太と一緒に健太の家に住んでいる

健太は初めてで慣れなかった事も
ちゃんと教えてくれて優しかったが
いつもその目はどことなく
悲しそうなだった

それでも私は幸せで
こんな日々がずっと続くと思っていた

そんなある日、初めて一人で留守番を
することになった

芝健「A、大丈夫?一人で」

[うん!大丈夫だよ!]

芝健「ご飯は冷蔵庫にあるのをレンジで
温めて食べてね」

[わかったよ、早くいかないと
まりんっていう人に怒られるんでしょ]

芝健「すぐに帰ってくるから、
いってきます」

[いってらっしゃい]

私は健太が行ってから
驚かせるために洗濯をしたり
掃除をすることにした

洗濯をし終えて健太の部屋を
掃除をしていると棚の上に
二つの指輪と健太と私が写った
写真が置いてあった

(えっ?)

その瞬間二つの指輪の内側が何かが
キラッと光ったのがわかった

私は恐る恐る二つの指輪を手にとり
指輪の内側を見るとそこには
ローマ字で健太と私の名前が掘って
あった

(どういう事?)

私は指輪をもとに戻すと
写真の奥に何か隠しているのを
見つけた

《それ以上深入りするな!》

私の脳はそう警告している
それでも身体はそれを無視して奥の物に
手を伸ばす

それはスマホだった

(誰のだろ?健太のじゃないよね…
ロック掛かってるかな)

スマホの画面をスライドすると
ロックは掛かっておらず
私の日記とかかれているのを開くと
そこにはびっしりと文字が埋まっていた

(3ヶ月前から何も書かれてない…)

日記は三年前から書かれていた
見るとそこには私の名前が書いてあった

(えっ?私が22歳?)

そのまま読み進めていくと

(健太が私の彼氏?…)

次の瞬間、

ボトッ

私はスマホを落とした

(明後日がパパとママの命日?…)

すると頭に鋭い痛みが走った

(痛っ、意味わかんない!私が22歳?
健太が彼氏?、パパとママ死んだ?)

私はいてもたって居られず
家を飛び出した

6.過去の哀しみから…→←4.奇病



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
57人がお気に入り
設定タグ:芝健 , アナタシア ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

海乃 - 詩さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。夢主に甘々なまりん君が見たいです! (2019年10月20日 23時) (レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)
- はい!わかりました!!書いてみますね!リクエスト、ありがとうございます!誰に甘々なのかとかありましたら教えて下さい。それと本編の方もありますので少し遅くなるかもしれませんけどよろしいでしょうか? (2019年9月5日 22時) (レス) id: 0d014dee5d (このIDを非表示/違反報告)
海乃 - はじめまして!!甘々なまりん君お願い出来ますか? (2019年9月4日 22時) (レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)
- 了解しました!!!! (2019年8月29日 20時) (レス) id: 0d014dee5d (このIDを非表示/違反報告)
ラミ - そうですか!できれば、アナタシアでの王様ゲームがみてみたいです…お願いできますか。 (2019年8月28日 16時) (レス) id: 9164907c80 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年7月3日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。