社会の先生 K ページ3
私は今日で、高校を卒業する。
『A、卒業おめでとう迎えに来たよ』
そう言ってくれたのは、社会を3年間担当してくれた岸優太先生。
遡ること1年。
私は、岸先生に告白をした。
断られる事をしりながら。
生徒と先生は関係を持ってはいけない。
だけど、私は岸先生が好きだ。
後悔をしたくないと思った。
「先生！私、先生の事が好きです。
断られるのを分かっているけど後悔したくないから…
告白しました…」
『A、ありがとう。けど、ごめんな』
「いえ、気持ちを伝えれてよかったです」
私は、その場から立ち去った。
その時、岸先生が『待っとって、A』と言ってたことを知らない。
あれから、月日が経ち卒業式の日。
友達ともお別れと考えると涙が、止まらない。
『A！』
と名前を呼ぶ方を振り向くと、花束を持った岸先生がいた。
『A、卒業おめでとう。迎えに来たよ』
「え…迎えにって？」
『いい？よく聞いて、一度しか言わないから。
俺は、Aに告白される前から好きだった。
けど、生徒と関係を持つことはできない。
だから、高校を卒業したAを迎えに来た。
俺と付き合ってくれますか？』
「先生(ｸﾞｽﾝ)ありがとう…。
こちらこそよろしくお願いします(泣」
私の周りには誰もいなくなっていた。
卒業生は、皆近くの公園に行って写真撮影をしていたからだ。
それを知っていた岸先生は、私を抱きしめた。
「私、岸先生みたいな先生になるから、応援してて…」
『Aならなれる！頑張れよ！
…あと、先生じゃなくて優太。
もう、先生じゃないから』
「ゆ、優太…」
『大好きだよ、A』
私は今、社会の先生になり、優太のお嫁さんになりました。
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美紀 - キンプリ岩橋君寄りのオールです最高です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2019年8月24日 18時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月15日 17時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝星 | 作成日時：2019年8月15日 17時
