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2日目 ページ4

ゴォォォオ

「っ寒!よりにもよって大吹雪だなんて…!」
「ピカァ…」
「ごめんねピカチュウ、付き合わせちゃって…」
「ピーカピカ」

コートの中のピカチュウが居てくれるおかげでいくらか暖かいがそれでも寒いものは寒い
吹き付けるなんてものじゃなくて殴られているようにすら感じる
早く着かないかなと思っていると少しひらけた場所に出た

「頂上…?」

辺りを見渡しても吹雪のせいで視界が悪く白一色の世界に赤い何かを見つけた

「……人…?」

その人は吹雪の中、ただ立っていた、赤い帽子に赤い半袖を着て
私はその場から動かなかった、否、動けなかった
その人が、何かに絶望しているような悲しい目をしていたから

「………………誰」
「っ!私はAと言います。君がレッド君だよね?」
「………………」

否定しないなら彼がそうなはず
だから私は構わず続けた

「私、ポケモン雑誌の記者をしていてー「!…帰って……」えっ?」
「……聞こえなかったの…?帰ってって言ったんだけど」
「え、で、でもー「….帰れっ!」っ!」

突然の拒絶の反応に思わず後ずさる

「ピカチュウ、10まんボルト…」
「えっちょっー「ピーカーヂューーー!!」わっ!」

目の前に電撃が現れ私たちはその場から逃げるように去った

「ピカチュウありがとう」
「ピカ……」
「いいんだよ、これで…」

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設定タグ:ポケモン , pixivレッド , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:よもぎ | 作成日時:2017年9月17日 19時

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