第13話:ドーナツとチョコ ページ14
ガリッ!!!!
あ、あは………は
終わった。初日から
友達を食べてしまった
うぅっ…だからこんな個性嫌なんだよなぁ
轟君を食べようとしてしまってショックとか、罪悪感とか…いろいろやるせない気持ちになってきて涙が出てしまった
轟「!?……智乃宮!………なんで泣いて……」
目も開けられない…だって…轟君の手を……
そう思いながらも味覚は鉄のあじ………
ん?鉄?
なんかこれ、鉄にしては大分甘い香りがする
轟「!!…………そんなに俺の
渡したチョコ不味かったか?」
………………え?チョコ?
嘘だ…と思いつつ口の中にはチョコレートの風味が広まっている
え?えぇ!?
『なん……で』
轟「その……悪い…………実はポケットに一つチョコレートが入ってて…腹減ってるっていうから食わせたんだけど…__泣くほど不味かったのか」
と、と
ととと轟くぅぅぅぅぅん!!!!!(号泣)
『うっ……ひぐっ……私っ……食べちゃったと思って!……(轟君の手を)…ヒッグ…友達辞めさせられるかもって!…ヒッグ……』
本当に除籍になると思ったわ智乃宮
轟「いや……たしかに今食べてるけど…(チョコレートを)そんな事でお前の友達を辞めんのか??」
んんんん!!多分全然違うことだと思ってる!!
私が轟君の手を食べちゃおうとした瞬間と轟君が私の口にチョコを入れる瞬間が奇跡的に噛み合ってこんな状況。
うぅ…チョコが美味しい……(泣)
相「智乃宮。お前リカバリーガールのとこに行ってこい」
『え、なんで…』
どこも怪我しなかったけど……?
すると先生は私の耳元でコソっと
相「今、轟の手を喰おうとしたのは個性の暴走だ。お前自身、扱いずらいんだろう?持久走はいい 行ってこい」
『っ!!………でも除籍処分は!』
相「……_あんなの嘘に決まってるだろ」
oh.....
ってことでそのあとはリカバリーガールのところで休ませてもらってた。
リカバリーガールは私の個性のことを知っていて、私に一つドーナツをくれた
リ「ほら、アンタこれ食べなさいね!そんな個性の扱いだといつかアンタが喰われちまうんだからね!!」
そう言って頭を撫でてくれたリカバリーガールは死んだおばあちゃんみたいで泣けてきた
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はるにゃー(プロフ) - 最初に個性見たとき思ったんですが...いやな気持にさせたらすみません!個性がなんかカー○ィっポイなって思いました!ただそれだけです!! (2018年3月25日 21時) (レス) id: a8130d6d57 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - *春眠あさごはん*さん» 楽しみにしてますー!! (2018年1月31日 21時) (レス) id: 4d03ac968f (このIDを非表示/違反報告)
*春眠あさごはん*(プロフ) - 小雨さん» それ、作者もすっごく思ってたんですよ…先生の個性コピーすればよくね!?って…でもその時には書き終わってた( ˘ω˘ ) でも強化合宿でそれが実現するかも!?です笑ぜひ楽しみにしててくださいねー! (2018年1月31日 17時) (レス) id: 5298bbdb4c (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - あ、無理なのか。くふ← (2018年1月31日 1時) (レス) id: 4d03ac968f (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - あわよくば、黒霧のも借りれば便利だなー、 (2018年1月31日 0時) (レス) id: 4d03ac968f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*春眠あさごはん* | 作成日時:2017年12月4日 23時