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「·····ふざけないでよっ······、」
「もしかして焦ってる？可愛い〜」
・・・チャラい。
チャラすぎて頭がおかしくなりそう。
布団をがばってめくって、
ベッドから離れようとしたら
「········どこ行く気？」
メスを殺すような勢いで
吸い込まられるぐらいの熱い目線を送られる。
「········ソファーで寝て来る」
「なんでよ、風邪引くって」
強引に腕を引っ張られて、
倒れ込んだ私と同時に
北山くんは私を見下ろす体制になった。
「·······それ目当てなの？」
こんなの、そうだとしか思えない。
いい歳して彼氏がいない私の弱みに漬け込んで、
優しくしながら行為に及ぼうとしたんだ。
「好きって言ったら？」
「······は·····っ？」
優しく髪の毛を解きながら、
ものすごく愛おしそうに見つめてくる北山くんに、
さっきまで零れそうだった涙もピタリと引き返す。
「·······北山くん
「こんな体制で告白したくなかったけど、
そんなの言うしかねぇじゃん？」
「······それ、本当？」
「ん。前から好きだったけど。
思い返してみてよ。
先輩の周り、いつも俺がいたっしょ？」
確かに、お昼だって毎日北山くんと。
帰り道だって、ほとんど北山くんと。
残業になったら、手伝ってくれて北山くんと。
「······好きだから、
ずっと追いかけてたんだけど。」
少しだけ歪んだ笑顔で
好きと伝えてくれた彼に、
今まで隠しながら実は芽生えていた気持ちが
溢れそうになった。
“······北山くん、好きだよ。”
年上だし、若くないし。
なにより北山くんは慣れてて、
周りにはいつも、新規の女子達。
そんな世界の違いすぎる後輩の彼に、
たまに男らしさを見せられては
動揺して、ただ胸に押し込んでたこの気持ち。
「·······Aさんは？」
伝えてもいいの？
からかってただけって言われて、
後でまた泣きたくなるようなことにならない？
それでも、
やっぱり止められないほどの
この泣きたくなる感情は、
北山くんが好きってこと。
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あい(プロフ) - りなさん» はじめまして、コメントありがとうございます^^きゅんきゅんしていただけましたか！一番嬉しいお言葉です（笑）続編もupさせていただきましたので、是非そちらでもお待ちしております☆ (2018年5月21日 1時) (
レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 続編楽しみです！きゅんきゅんです！ (2018年5月21日 0時) (レス) id: 7acbea5606 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - はちみつさん» ・・え？はちみつさん？こちらこそいつも小説読ませてもらってますっ！いきなりの登場でびっくりです・・（笑）私もこのお話の北山さん大好きなんですよね〜、もどかしいんですけどリア恋はやっぱり北山さんが一番似合うなと思って妄想が止まりませんでした（北山担） (2018年5月20日 11時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - こんにちは^^*小説読ませてもらってコメントしてしまいました( ´ ▽ ` )俺が好きでしょみっくん、気持ち分かります！近くにいるリア恋すぎてね、なかなか好きって気付けないんだけど何だかんだで北山さんが一番なんです！(北山担の意見笑)またキュン作品待ってます♪ (2018年5月20日 9時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - mokaさん» mokaさん、またまたありがとうございます！こんな風に優しすぎて胸が苦しくなるほどの彼氏いませんかね（いない）玉森さんの年下設定なら、私の作品で既に書いているので、多分一番書きやすいかと思います（笑）またまたお時間いただきますが、ぜひお待ち下さい^^ (2018年3月21日 22時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2018年2月27日 1時
