クディッチで大炎上(物理) ページ18
「行ってくる。見てて。スネイプの顔に泥を塗ってやるから！」
今までに無いくらい笑顔で言ったハリーは一足先にスタジアムに向かった。
とっても複雑な気分ですね…w
とまぁそんな微妙な気持ちで始まったクディッチ。
『…うわ、はや』
ハリーの乗るニンバス2000が驚くべきスピードで会場内を飛び回る。
マクゴナガル先生が校則を曲げてまでハリーに与えた箒は中々優秀らしい。
グリフィンドールリードで向かえた後半戦の時、事は起こった。
ニンバス2000がハリーを振り落とそうとしていたのだ。
制御が効かないらしい。
「…！スネイプよ！！いってくる！」
双眼鏡でほぼ反対側のスリザリン席に座る先生がﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言っているのを見つけてしまったハーマイオニー。
『ハーマイオニー！』
思わずその腕を掴むと彼女は鬼の形相で振り返った。
「なに！？早くしないとハリーが死んじゃう！！」
『あの人はそんなことする人じゃ無いわ！！』
そんな訴えも空しく、私の手からするりと抜けた彼女は雑踏に紛れた。
しまった、彼に何をする気だろう？
数分後、スリザリン席から悲鳴が上がる。
そしてほんの少し焦げ臭い。
ハリーが体勢を立て直して、クディッチはグリフィンドールの勝利で幕を閉じた。
歓喜で飛び上がる皆を背にして、スタジアムを出ようとする。
そこで、セブルスに出くわした。
今までに無いくらい不機嫌である。
『…スネ…あぁ、セブルス？』
周囲を確認してから声をかける。
「…Aか？」
『ローブ。燃えたんでしょう？大丈夫ですか？』
「問題ない。勝利おめでとう、A」((ﾆｺ
そう言って、手を私の頬に当てた。
大きくて柔らかい、大人の手だ。
『ありがとうございます、セブルス。』
やがて手が離れると、ﾎﾟﾝﾎﾟﾝと頭を数回撫でて
歩いていった。
…本当に、大丈夫かな？
と後ろ姿を見ながら思ったのだった。
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リリ - スネイプ教授大好きです！私の夢小説もあれなら読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年7月31日 13時) (
レス) id: 551b9207bf (このIDを非表示/違反報告)
はるがみ(プロフ) - 悪魔の罠の弱点は光だったと思います〜 (2018年11月25日 21時) (レス) id: d88723603a (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - 超小型コンミスさん» コメントありがとうございます！ですよねぇ、かっこいいですもん！ホグワーツあったらなぁって思います(笑) (2018年2月25日 9時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
超小型コンミス - 私もスネイプ先生 好きです(｡･ω･｡) ホグワーツ行きたい！ (2018年2月24日 18時) (レス) id: d785573a06 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - クラp教授様、へ！？本当ですか！？申し訳ありません……！修正いたします！ご指摘ありがとうございました！！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいらぎ | 作成日時：2017年11月21日 21時
