おやすみなさい(ほんの少し甘め) ページ11
『ありがとう、ございます』
出されたティーカップに口をつける。
…本当。凄い、良い香り。
先生は、ティーカップに何かを数滴垂らした。
何あれ、真実薬？w
いやいや、それは置いといて。
「…それを飲めば、眠れるはずだ。飲みきって早く帰りなさい。」
『…あー、その…スネイプ先生？私、たまに、あるんです…悩んでるとき全然寝れなくて』
ふぅん。と相槌を打った彼。
こんなこと言っても、どうにかなるわけじゃ
無いんだけど…
「…校内をウロウロするくらいなら我輩の部屋の方をお勧めいたしますな。…マグレッツ。」
『ふぇ？』
え、わ、我輩の部屋？我輩の？先生の部屋？
え、ちょっと待って、どうなのそれ…
改めて、部屋を見回す。壁一面本棚で、机の上は実験用の大釜やなんやらでごちゃごちゃだ。
いかにも魔法薬学してますって部屋。
ただ、何となく落ち着いてしまうのは事実。
だから、何気なしに答えた。
『…お世話に、なります』
『ありがとうございました。気持ちよく眠れそうです。』
そう言うが反応がない。
『…先生？』
「我輩の部屋に来るまでに、狼に会わぬように気をつけることだな。」((ﾆﾔﾘ
お、狼ｯ⁉
いや、いくら私でも意味ぐらい分かるよ！
今こいつ意味分かってないだろみたいに思った奴出てこい←
『ぇ、と…？////』
ふっと笑う。
なんの前触れもなく地に膝をつけ、私の手を
とる。
「…良い夢を。Ms.A」
そう、手の甲に唇を落とす。
はぁ！？な、なに！？
先生ってそんなキャラなの！？
かっと全身が、熱くなる。
『し、失礼します！』
慌てて部屋を飛び出す。
寮に戻り、布団に潜り込んだものの、フラッシュバックして顔が熱くなる。
あの悪戯心を孕んだ瞳が私を捕らえて離さない。
今まで他人の事で悩むことなんてなかったのに…
何より、凄い、かっこよかった。
どこかの王子様のようなその仕草は
どうやら人を何百倍もかっこよく見せてしまう
らしい。
……
『…はぁ』
それから翌日の昼辺りまで、ぼーっとしていた。
恥ずかしいけど、嫌ではなかった…
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リリ - スネイプ教授大好きです！私の夢小説もあれなら読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年7月31日 13時) (
レス) id: 551b9207bf (このIDを非表示/違反報告)
はるがみ(プロフ) - 悪魔の罠の弱点は光だったと思います〜 (2018年11月25日 21時) (レス) id: d88723603a (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - 超小型コンミスさん» コメントありがとうございます！ですよねぇ、かっこいいですもん！ホグワーツあったらなぁって思います(笑) (2018年2月25日 9時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
超小型コンミス - 私もスネイプ先生 好きです(｡･ω･｡) ホグワーツ行きたい！ (2018年2月24日 18時) (レス) id: d785573a06 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - クラp教授様、へ！？本当ですか！？申し訳ありません……！修正いたします！ご指摘ありがとうございました！！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいらぎ | 作成日時：2017年11月21日 21時
