放浪少年入社します【文スト】

13話 ページ14

｢おや？芥川君ではないか！｣


｢･･･こんにちは、太宰さん。
失礼ですが、其れは誰ですか。｣



部下的存在？
にしても、其れは酷ぇな。



｢自己紹介してくれるかい？二人とも。｣


ちらっと俺を見て微笑む太宰さん。


｢自己紹介位しますよ。
新美A。太宰さんに拾われて探偵社に入った。｣


｢･･･僕は芥川。ポートマフィアの構成員だ。｣


や、やつがれ･･･？


｢待てよ、お前ポートマフィアって云ったか、｣



姉さんを奪ったポートマフィア、両親を殺 したポートマフィア。


そんな組織に太宰さんの知り合いが？


｢俺はポートマフィが嫌いだ。
だからお前も嫌いだ芥川！！｣


｢ふん、僕とて同じ事。
貴様の様な者は嫌いだ。
･･･失礼します、太宰さん｣



なんなんだよ、芥川とか･･･。
やっぱポートマフィアってろくな奴いねぇ！！



｢早いねぇ、ばいばーい、芥川君｣



･･･ゆるい。いけめん。まじかっけえ(((

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