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小瀧さん(7) ページ7

望side


照史の家に向かうにはまずエントランスを抜けなあかん。


インターホン鳴らして施錠解除してもらおうかと考えていたけど、
もっとサプライズ感を出したいなぁ…




お兄さん「**運送です〜 …はい、向かいますね!」




おっ、丁度ええやん。

たまたま他のご自宅に用事があったであろう、
宅配のお兄さんが居ってくれたお陰でエントランスを突破することが出来た。


多分、急にインターホン鳴らしても大丈夫だろう。実際にやったことあったし笑

桐山宅の目の前に到着。


びっくりするやろなぁ〜笑
”うわっ、望どうしたん!”とか言われるかな?


色々なことを想像して、ニヤニヤしてくる。

インターホンを押すと、家主の声がスピーカーからしてくる。




照史「あ、はーい!」


望「あ、照史! 俺、俺! 望!」


照史「おぉ、のぞm …ってえ!?」


望「早く仕事が終わって暇やってん! だから照史ん家に突撃した!」

 
照史「お、おお…分かったから、ちょっと待ってや?」




な?ちょっと困ってたけど怒らんかったでしょ?


____

照史side






照史「お二人さん、どんどん食べてや〜」




モンチとAちゃんにいっぱい食べてもらいたいから
どんどんテーブルに持っている。




智洋「照史も食べてる?」


A「そうやで! 照史くんも食べないと!」


照史「ちゃんと食べてるから笑 なんなら一番わんぱくやで?」


A「ローストビーフめっちゃうまい!」


智洋「肉じゃがもしゅんでて美味しいわぁ」


照史「美味しいって言ってくれたら俺も嬉しいわぁ」




俺が昼から作った大量のお肉料理をモンチとAちゃんと食べていた時に
ピンポーンという音が。


美味い飯を食っている途中やねんけどなぁ…




照史「あれ? 宅配頼んだっけなぁ …あ、はーい!」




応答すると望が家の前まで来ていた。
話を聞くと、早く仕事が終わったみたいで来たらしい。

なんで毎回エントランスをいい感じに突破してくるん?
まぁええねんけどな。


廊下を進み、玄関のドアを少し開けると勢い良く入ってこようとする望。




照史「望、急にどうしたん? って待て待て!」


望「ええやん! 早く入らせてよ」


照史「なんでやねん笑」


望「知ってんねんで? 神ちゃんおるの。2人で肉パーティしてんねんやろ? お邪魔しま〜す!」




.

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作者名:蘭夢 | 作成日時:2022年8月7日 22時

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