健康に過ごせますように。(3) ページ14
Aside
お会計を待っているとLINEが入った。
Tomohiro.Kまだ病院やんな?
Aそう、あと会計だけ
Tomohiro.Kじゃあ、たまたま近くまで来たし寄るわぁ
Aお、めっちゃ助かる! もうすぐで終わる!
Aじゃあ駐車場で待っててよ
Tomohiro.K了解。
10分後、トモが駐車している場所をLINEで教えてくれていたからそれ頼りに向かった。
あ、見つけた。
青と白のツートンカラー車。
通称、アースくん。
だって、青と白なんて地球っぽいやん？
一応周りを確認してから後ろに乗り込む。
A「来てくれてありがとう〜 めっちゃ助かった！」
智洋「いいよ。 洋菓子屋に行ってパフェ食べてただけだったし。」
A「そうやったんかい笑 美味しかった？」
智洋「んもぉ〜美味かったよ。 特に生クリームが軽くて旨い！ お取り寄せが出来るみたいやからまた購入する予定やで」
智洋「あ、で結果どうやったん？」
A「んー？ いつも通りやで？」
智洋「そっかぁ、いつも通りが1番やな。 で、服薬量が減らせる機会がやってくれば尚いいなぁ。」
A「そやね。」
A「そういえば、病院でシゲくんに会ってん」
智洋「嘘っ！ …そんなことあるねんな笑」
A「健康診断や〜って言ってたよ」
智洋「あ〜、グループで受ける予定だった日にシゲ行けへんかったからなぁ」
ちょこちょこ話していたら、お互い話題が無くなってしまったのか無言になってしまった。
別に無言でも苦でも無いけど。
あ…お腹すいたや、お菓子を買いたくなった。
A「なぁなぁ、トモ」
智洋「ん〜？」
A「スーパーを寄ってよ」
智洋「なんか買う物があった？」
A「お菓子買いたいねん」
智洋「おっけい〜」
大好きなお菓子であるムーンライトをトモが奢ってくれた。
どこまでも優しくて妹に甘い兄である笑。
帰ってから何個食べよかなぁ、と思ってニヤニヤしてたら横からシャッター音がした。
反射神経で振り返ると、
A「…何やねん笑笑」
智洋「へへ、ニヤニヤしてるAが悪いねん笑」
A「ん、もう急に写真撮るんやめてぇーや笑…」
私が健康に過ごせてるのを傍で見れているのが嬉しいんだろうなって勝手に思っておくことにしておこう。
健康に過ごせますように。(Fin)
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蘭夢 | 作成日時：2022年8月7日 22時
