小瀧さん(1) ページ1
望side
グループ仕事の時に、聞いちゃったんだよなぁ。
照史の家で神ちゃんがご飯食べること。
だからいつもの調子で突撃したんよ。
まさかあんなことが起きるなんて…
ーーーーー
照史side
知り合いのおっちゃんが大量のええ肉を送ってきたのは数日前。
あまりにも唐突だったから、何かの間違いか?と思っておっちゃんに急いで連絡したら、
おっちゃん「最近照史がよぉTV出てるの見てっからよぉ、応援みたいなもんよ!」
照史「でも、量間違えてない? 俺1人じゃ食いきれへんて笑」
おっちゃん「そうか? 照史ならペロリといきそうやんか!」
照史「ある程度は行けるけど、限度があるって笑」
おっちゃん「じゃあメンバーと分け分けして食べ! そうしてくれるとおっちゃん嬉しいわ!」
おっちゃん「これからも大変やと思うけど頑張れよ! TVで応援してっからな!」
といかにもおっちゃんらしい俺らに向けたエール。
こういうのって、本当に嬉しいんだよなぁ。
でも、マジでこの大量のお肉どうしよう…
と悩んでいた時にある考えが浮かんだ。
照史「…モンチとAちゃんを家に招待したらええんか!」
家族であるシーサーとゴーヤーしかいない自宅に、消えていくいつもより幾分か大きい独り言。
何かを感じたのか、嬉しそうに寄ってくる2匹。
照史「ははっ! そーかそーか! お前らもモンチ達に来て欲しいんか!」
やる事は決まった。
こうなったら善は急げ、やな。
ーーーーー
照史「…って感じで、俺ん家で夜食わへん?」
後日、神ちゃんと都内ロケをした後に提案してみた。
智洋「そんなことあるん?」
照史「あるから!あるからお肉が届いてんよ笑」
智洋「ホンマにAも一緒でいいん?」
照史「ええで!ええで!最近よぉお世話になってるからなぁ〜」
智洋「え!時々Aから『今日照史くん来てたよぉ』って聞くけど、そんなに店に行ってんの?」
照史「まぁ、そやなぁ〜。最近、DIY出来る時間が確保出来てて結構作業進んでるし、ポイントも貯まるしで寄ってんなぁ笑」
『照史、そんなにホームセンターに行ってどうすんの?』って目で見てくるモンチ。
決してAちゃんのストーカーじゃないから笑
ま、まぁ? 今日はAちゃんおるかな〜って店内一周するけど。
智洋「じゃあAにも聞いてみるわ!」
照史「よろしくなぁ〜!」
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作者名:蘭夢 | 作成日時:2022年8月7日 22時