怒涛の貶し ページ42
ー銀時サイドー
Aは、ためらうように「えーとですね」と。
一体どんな質問されるのやら。
いつもと違う横顔に浮かぶ泳ぎまくる目を見つめて
少し、そいつは決心したようにこちらを向いた。
「ーーー銀さんって、何人彼女がいるんですか」
「ぶほっ、」
「あっ、と！すみません、間違えました」
どこをどう間違えてそうなったのやら。
思わずむせてしまった俺は小さく咳払い。
仕切り直しとばかりに視線を戻せば。
「今、彼女さんはいるんですか？」
「・・・エッ」
変わってねェェェェエ！
え、なに。仕切り直せてねェ。
内容まんじりたりとも仕切り直されてないんだけど
ゲス度が緩和されただけなんだけど。
「ととと突然どういう質問だよそれ！」
「な、何となく気になって」
「はあ？」
「慣れてるみたいですし」
「慣れ・・何に？」
「女の子の扱い・・？」
「待て待て待て待て」
どっからその話になったんだ。
女の扱い？そりゃ俺はプレイボーイだしなんでも
スマートにやっちまうかもだけど。
何でこいつはこんなに真剣なツラでこんなこと
聞いてきてんだ。ボケてんのか？ツッコミ待ちか？
それとも天然なのか？どっちだ！！
どう答えるのが正解なんだこりゃ。
「まず整理するが、・・彼女なんざいねーよ」
「あ、ですよね」
「オイそれはそれでどういう意味だ」
「いえ、そんなマイナスな意味で言ったわけでは！
でも、銀さんに彼女なんてできそうもないというか
どう考えてもモテ男って感じじゃなかったので。
・・あ、マイナスな意味ではなく！」
「いやどう聞いてもマイナスだろうがァァア！！」
どこ輪切りにしてもマイナスしかでてこねーよ。
遠慮気味かと思えば、怒涛の貶しを披露したそいつは、ふふ、と小さく笑う。
「ーーー・・よかった」
「あ？」
色づいた頬は、心なしかチークの色とは
違うものに見えた。
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シュシュ☆☆(プロフ) - インクさん» 変換ミスです。申し訳ありません！ご指摘、本当にありがとうございます！ (2018年4月1日 1時) (
レス) id: ad40a3ccd1 (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - スマートに の話の1部分「孫にも衣装」→「馬子にも衣装」です (2018年3月31日 23時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ♪( ´θ｀)ノさん» ありがとうございます！ありがたきお言葉…！惚れ惚れしていただける作品…かけるよう頑張ります！よろしくお願いいたします！ (2018年2月18日 11時) (レス) id: a89349d530 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます！お時間ありましたら、のぞいてやってください！いつも感謝です！ (2018年2月18日 11時) (レス) id: a89349d530 (このIDを非表示/違反報告)
♪( ´θ｀)ノ - いつも更新を心待ちにして居ります。シュシュ様の物語に惚れ惚れとして居ります！これからも執筆頑張って下さいね (2018年1月27日 17時) (レス) id: 1b93fa20e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュシュ☆☆
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作成日時：2018年1月22日 23時
